フラミンゴの飛翔2019-03-06 Wed 12:24
![]() パタゴニアらしい直線が続いている。 道の両脇には乾燥にとても強いコイロンが茂り、我らの運転手ロドリゴは鼻歌を交えながらご機嫌で運転していた。 「てつや、見てみろ!」 車は峠で急に止まり、そこには赤い小さな家が。中を覗くと小さなガウチョが立っていた。 「これは峠を守る道祖神のようなもので、皆無事に帰れますようにとお供えをするんだ」 「名前はあるの?」 「ガウチート・ヒル」 ![]() 初めて聞く名前だが、なんとチリ側にもあるという。人間は改めて興味の無いものは見ない仕組みになっていることを痛感する。今回は折角出逢ったんだから、ガウチートヒルに手を合わせていくことに。 「道中が楽しくなりますように」 お願いしたそばから、ピンクのフラミンゴを発見。 ![]() 海藻のスピルリナを食べることで、体がピンクに染まるフラミンゴ。細い脚で抜き足、差し足、忍び足と歩く姿は、タンチョウ鶴に似ていた。 ぶわっと優雅に舞い上がり、大空を駆けていく。振り返ると、パタゴニアらしい光景に、皆も大満足。パタゴニアは動植物の聖域でもある。さぁ、今度は何と出逢えるかな? 五感をフル動員して探しますよ! ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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