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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

はなまる

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パタゴニアから帰国そうそう、名古屋の秘密の基地へ連れていってもらった。「華丸吉日」。地下へ降りていくと、清潔感のある純白の暖簾が揺れていた。
ここはKさんがとっても贔屓にしている割烹料理屋さん。イケメンの大将の前に座らせてもらい、付きだしから目を見開いた。鮑に丁寧に越した蟹味噌がかかっている。僕の大好物が「鰻、蟹、納豆」って知っているのかしら?
椀物の上には、桜の花が一輪。
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ワクワクしながら開けると、ハマグリの香りがぽわんと立ち上った。上品な出汁と葛きり。
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「てっちゃん、ここの大将は顔を見て、反応を見て、出すものを変えるからね」
Kさんの言葉に、ハッとする。お任せコースでも、その人の体調や、好きなものを見抜き、多くの引き出しからベストのものを出すのだ。
カニの身を蟹味噌とカブで巻いた逸品は、瞳孔が完全に開いた。
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そして立て続けに、ボタン海老。
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うぅぅ、ここはお店というよりも「食」のテーマパークだ。
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古今東西、日本各地の上質なものを、確かな腕で仕上げ、お客さんの体に合うために、ひたすら尽力する。
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日本酒は、岩手の銘酒「AKABU」。
熟成肉の焼き方、白身の魚を桜の葉で巻き、ひと手間加えたホヤに、完璧な塩梅のしめ鯖。そして、それらを完璧に包み込む上等なワサビに、惚れた。
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「これ、どうぞ」
「これはもしや?」
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「食べてみて下さい」
ほんのり焼いた餅の奥から、カラスミの塩気が。脳が痛い。僕は本当に美味しいものを食べた時、言葉を失い、脳が痛くなる。強烈だなぁ、と頭を下げていたら、今度はホタルイカの石焼につくね、
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絶妙な焼き加減の白子と怒涛に、僕は白旗を振った。
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締めは遊び心満載の苺に、ホワイトチョコでラムネのような和菓子を付けて。
周りの方たちには、さっきのカラスミはそのまま焼いただけで出していた。
「大将、どうして僕たちは餅を巻いてくれたんですか?」
「他のお客さんは、会話を楽しまれているので、料理は邪魔しないように。お二人は、食べることに全力なので、僕も全力で勝負します」
名古屋に最高の食のテーマパークがある。
その名は「華丸」。
             ノムラテツヤ拝
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テーマ:スナップ写真 - ジャンル:写真

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