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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

建仁寺

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京都に気になる場所があった。駅からほど近い建仁寺。
祇園の石畳の道を歩くと、立派な門が見えてくる。この本堂にどうしてもこの目で見たい絵があった。それが畳108枚分の描かれた双竜。2002年に鎌倉在住の日本画家、小泉淳作氏
によって作成され、縦11.4m、横15.7mのド迫力。龍は水を司る神様でもあるため、建物を火災から守る役目も果たし、天井で絡み合う躍動的な構図は圧巻。
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阿吽のように見える龍の瞳は、愛しくて好感が持てた。
他の屏風絵にも龍が描かれ、それらがプロジェクションマッピングで空を飛んでいるように見せるあたりは、古今融合。
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入口には、俵屋宗達の作品「風神雷神図屏風」。京都の奥深い歴史と美に、僕は静かにため息をつくしかなかった。
ノムラテツヤ拝
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テーマ:スナップ写真 - ジャンル:写真

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