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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

旅の意味

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なぜ僕は世界193カ国(国連加盟国)に足を踏み入れたいのだろう?
昔は人間の引いた国境という線に反発し、意味がないと思っていた。しかし40代になると、その想いに少しずつ変化があらわれた。人が境を作ったからこそ、その国の歴史やお国柄、魅力が生まれるのだと。
もし全世界が共通の民族だけだったら、そこには自然の差だけが生まれたはず。世界で最も肥沃な大地を持つ現在のアルゼンチンに、人々は大挙して押し寄せたかもしれない。
人は国境という幻想の枠に閉じ込められ、またその枠内で純粋培養されることで工夫し、努力を続け、よりよい明日を目指して前を向く。それらの想い、行動、歴史が大地に降り積もり、そこから新芽が出て、林になり、森となっていく。
どんなに内戦が続いた国であっても、その中には子供たちの笑顔がある。明るい未来への渇望が存在する。僕は世界中の今を旅し、現地人とこの瞬間を過ごすことで、「刻(とき)」を全身で感じたい。心の白きキャンパスに、その国々を映し、描きたい。そうすることで、今まで気づかなかった「新しい自分」と出逢うことになる。そう、旅はきっとまだ見ぬ自分に逢うために、存在するのだろう。
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中米に未だ足を踏み入れていない国が数カ国ある。それらを一気に縦断する旅が今日から始まる。
44歳という時期は、僕にとってかけがえのない年になる。師の星野さんを年齢で越え、心と体の均衡が取れ始め、世界中の自然が迎え入れてくれるのだろう。
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人生のゾーンが、今、ここにある。
残りの中米1カ国目は、唯一の英語圏Bから始まる。
              ノムラテツヤ拝
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テーマ:スナップ写真 - ジャンル:写真

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