萩の星2019-04-29 Mon 09:43
![]() 萩の山奥で一人の陶芸家が腕を磨いている。金子司さん48歳。僕より4つ上のアーティストだ。彼の工房を訪ね、話を聞かせてもらうと、まぁ、面白い。昔アルゼンチンで修業していた縁から意気投合し、秘密の森へ案内してもらう。 そこは、彼の創作の場。自然を見て、そこから学び、作品に生かす。金子さんは、日本屈指のキノコアーティストであり、木々にピンで無数の陶器キノコを付けていた。 ![]() 「そのまま放置していたら・・・、なんと細い蔦が絡み始めて、やがて一本のキノコを縛り上げて抜いてしまったんです。ほら、これです」 黄色に青の水玉模様のキノコが、蔦に絡み取られて宙づりにされていた。 ![]() 「ほんとですか?」 「ほんと、ほんと(笑)」 自然の近くで住んでいる人が好き。それも土の香りが漂う人が好きだ。 「これ、見てもらえます?」 出てきたのは、緑色の縁取りがされたエンジ色のスカーフ。そこは所せましと世界中のキノコが描かれていた。 「エルメスなんです。キノコ柄のものは何でも蒐集したくなってしまって」 「良いですねぇ~」と記念写真を撮らせてもらった。 ![]() 萩と言えば、やっぱり海の幸。 ![]() 有名な「須佐男命(すさみこと)イカ(山口県萩市須佐漁港の「一本釣船団」によって水揚げされる、活きケンサキイカ)」の生き造りを肴に、 ![]() 北浦のウニ(山口県の長門市、萩市、阿武郡地域の海岸線を指す地域名称)」の丼ぶりを頂いた。 ![]() くぅぅぅ、しみわたるうぅぅ。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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