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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

ホタル隊募集

50mm (1)

日本で最もホタルの美しい場所、それが西表島。
ここ数年通い続けているが、最高の撮影ポイントで、ご縁のある人たちと体験を共有したいと思う。そこで、来年2020年4月にホタルツアーを開催します。
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期日は4月3日~6日(4月4日~6日でも可)の三泊四日。圧倒的なホタルを体験するのは勿論、日本屈指の秘滝「マヤグスク」も楽しみたいと思う。もし歩くのが苦手な方は、サンゴの島やシュノーケリングと自由自在。定員はジャスト30名。数日前の講演会で情報を解禁したところ、現在19名になっていますので、もしご興味がある方は以下のメールアドレスまで fieldvill@gmail.com 早めに連絡して下さい。おおまかなスケジュールをお伝えします。
さぁ、問答無用の早い者順、西表島ホタル隊のゲリラ募集を始めます。
よーいどんっ!!!
              ノムラテツヤ拝
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回答

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「三人寄れば文殊の知恵」。
昔は三人だったが、今はSNSで世界中の数万、数十万の人があっという間に繋がる時間。
今朝、未確認飛行物体について「誰か教えて~」と書いたら、Facebookを見た方から回答があった。
「天文担当の学芸員さんのTwitterをフォローしているのですが、それで見た▼これ「60基のStarlink衛星」かもしれません。(UFO説 覆してしまうかも? ごめんなさい)」
https://twitter.com/dfuji1/status/1132111770070335488
よっしゃぁ、コレコレ。間違いなくコレです!
そもそもスターリンク衛星って何だ?と調べてみると、以下に詳しく書かれていた。
http://bit.ly/2EDkIRi
知らぬ間に凄い時代へ突入している。高速インターネット網で地球の全てを繋ぐため、日本時間5月24日に60個の衛星打ち上げたという。打ち上げたSpaceX社は「2019年は最大6度の打ち上げを予定、2020年には更に加速させて計24回、720基ほどの衛星を周回軌道上に乗せる」。
上記ツイッターの藤井さんと連絡を取ると、「これは間違いなくスターリンク衛星ですね。まだ衛星は見られますから、良かったら以下のリンクから検索してみて下さい」と有難いお言葉。
https://www.heavens-above.com/
「観測地点の変更」で観測場所を選び、「スターリンク衛星(先頭)」や「スターリンク衛星(最後尾)」を選ぶと、時間と位置を分かるので、ぜひ夜空を見上てください。
銀河鉄道の列車が夜空を駆けていきますから。
              ノムラテツヤ拝
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日本 | コメント:0 | トラックバック:0 |

UFO

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UFOに逢った。
未確認飛行物体。そこに宇宙人がいたのかどうかは分からない。でも、僕一人ではなく、一緒にいた仲間達20名も、同じものを見た。
時は5月25日午後22時30分ジャスト。北海道の田舎にいた僕たちは、「なんか凄い星がある」という声と共にベランダへ出た。
北の空に長い流星痕のような光、そしてその後ろに5つの星が点々と続いた。一般に火球と呼ばれる大きな流星が流れると、その後に1~2秒、流星痕と呼ばれる跡が夜空に刻まれる。でも僕らが見上げているそれは、1分経っても、消えることがなく、その光の幅が伸びたり縮んだりした。
続々と仲間たちが集まり、「えぇ~なにこれ~」と声を上げていると、突然、流星痕に続く5つ星の距離が縮まり、それらが何かの合図を受けたかのように、流星を追うように同じ軌道で、地平線へ凄速で落ちていった。
今まで世界中で夜空を見上げてきたから断言できる。これは人工衛星じゃ無い。流れ星でもない。宇宙ステーションのドッキングでも、ハヤブサの帰還でもない。とすると、ロケットか、隕石か、それとも宇宙船? 
どちらにしても一つだけ言えること、それは僕らにとっては未確認飛行物体=UFOだったということ。
翌日の北海道新聞や地元ニュースになるかと思っていたが、何の音沙汰すら無かった。
あれは一体何だったんだろう? シェア大歓迎。誰か僕たちに答えを教えて下さい。
                ノムラテツヤ拝
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日本 | コメント:0 | トラックバック:0 |

奇跡の一枚

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3年前から狙い続けている光景があった。
暦を綿密に計算し、一年のうち2日だけしか現れない天の川のアーチ。180度以上にわたるその巨大な橋をどうやって撮るのか? 最初は苦心させられたが、一つのテクニックを使うことで撮れる目途がついた。でも、机上の理論と現実は違う。眼には見えないウユニ村の小さな光や天候、気温、風の加減などに苦しめられることになる。
僕たち写真家は絵描きのようなもの。カメラという純白のキャンバスに、レンズという最善の筆で内面のイメージを爆発させていく。そしてプロとは、自然が完璧に微笑む瞬間に、その場に立ち続ける人のことを言う。
「そんな写真、あそこに行けば、誰でも撮れるよ」
そんな風に言うカメラマンは問題外。口ではなく写真で勝負をするのが、写真家の使命なのだから。
僕が狙い続けたイメージは、「“初日の出”に“天の川”が橋を架ける一瞬」。
2年前に撮影したものは、写真としては悪くないが、危うさが目立った。去年は流れ星が天頂に流れたことで、天の川自体は満足いくものとなった。
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でも日の出が醸し出す色合いと天の川の融合が、どうしても納得できなかった。理由は気温(色温度)。この問題を踏まえて、今年は一人だけで夜中の塩湖に立ち、温度の管理をした。一枚、また一枚。自分も風景の一部として入る。そして30分後。ようやく僕が3年前にイメージした光景が液晶に浮かび上がった。黄金の朝日の上に、巨大な天の川が奇跡の橋を架けた。
               ノムラテツヤ拝
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ボリビア | コメント:0 | トラックバック:0 |

幸福の緑光

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太陽がふたつに輝く時間、我らはやっぱりワイン会。
ほろ酔いになった頭で、自分の外面と内面を見つめてみる。
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外、内、外、内。思想は行ったり来たりしながら、一つにまとまっていくもの。
「てっちゃん、今日も出すか?」
顔を夕陽色に染めた阪根ひろちゃんが呟いた。
「もちろん。宜しくお願いします」
ひろちゃんが手を合わせて呪文を唱える間、僕は三脚を立てて、超望遠レンズを装着した。
夕陽が少しずつ大地キスをし始める。レンズの向こうの太陽に焦点を合わせ、明るさを微調整する。太陽が大地から隠れる瞬間、端が緑色に染まった。
「来ますよ、グリーンフラッシュ」
見た者は生涯の幸せが約束されるという幸福の光。
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太陽光の屈折率によって緑色に見える現象だ。
「1秒もなかったですが、緑になりましたね」
「てっちゃん、大切なのは時間じゃないんだよ。起こったという現実だ。出ます、出します、出させます」
みんなが幸福になるために、いかに動くことができるか?
そう、僕は初めてひろちゃんと出逢った27歳から、この人にそれを教え続けられている。
             ノムラテツヤ拝
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