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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

世界のへそ

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インカの中心都市「クスコ」に到着した。
語源はケチュア語の「コスコ=世界のへそ」から。栄華を極めたインカ文明は、広大な領土を支配し、コロンビア、エクアドル、ペルー、ボリビア、チリ、アルゼンチンの南米6ケ国に、3万キロ以上に及ぶインカ道(カパックニャン)が張り巡らされた。ローマ帝国の都のように、全ての道はクスコへ続き、その近郊には城砦が築かれた。
「サクサイワマン」。
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今までペルーに30回以上足を踏み入れているが、最初に訪れた23歳の頃は、この巨石の迫力にただ圧倒され続けた。やがて阪根ひろちゃんと会うことで、インカはより立体的に浮かびあがり、この城壁の秘密が、次々と明かされていった。
ケチュア語のサクサイワマンは、「サクサイ・ワマン」と切ることができ、意味はお腹いっぱいの鷲の頭となる。何がお腹いっぱいなのか? そしてどうして鷲なのか?
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それはインカのシンボルと、ここに降り注ぐ不思議な氣に関連していた。詳しくは書けないが、この巨石の一つひとつの配置に全て意味があり、昔はある場所に、それらを受ける聖なる館が建てられていたのだ。
遺跡を観るとは、今を感じることではなく、その時代に生きていた人々の想いを汲み取ること。それをインカ帝国は後世に完璧な形で残してくれた。
今日もすこぶる天気が良い。大地に燦々と太陽光が降り注ぎ、至る場所でインカの人々が浮かび上がった。
              ノムラテツヤ拝
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テーマ:スナップ写真 - ジャンル:写真

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