好みの理由2019-06-03 Mon 18:48
![]() いざマチュピチュへ。 オリャンタイタンボの駅に入ってきた、ビスタドームの青き列車。乗車しようと検札を受けると、そこに黒人の美女が立っていた。 ![]() 白人、黄色人種、黒人。どの種族にもやっぱり美人さんがいる。でもその中で最も美人だと思うのは?と聞かれたら、僕は黒人と答える。シヴァの女王を想い浮かべてもらうと分かりやすいかな? そもそも、自分の好みって一体何だろう? どうしてAという人を美人だと認識し、Bという人をそう認識しないのだろう? 脳科学では、好みのタイプは脳の偏桃体という部分で生まれ、偏桃体は3歳までの刷り込みによって決まるという。そして匂いの検査では、自分と似ている香りは受け入れず、まったく違う体臭の人を選ぶという。 でも、それって本当かしら? もしそうだったら、僕は三歳までに黒人の人を沢山見たってことだもの。やっぱりベースは3歳くらいまでに決まるんだろうけれど、見たことの無いもの、珍しいものに、古今東西惹かれるんじゃないかな? ![]() 瞳がぱっちりしている西欧の女性。そこに生まれた男性は、目の細い僕たち東洋人に妖艶さを感じるし、その逆もまたしかり。きっと、自分の今まで見てきた人の顔が脳内で整理され、感覚神経に伝わるのだ。 自分の美人センサーが発動した時、僕は迷わず話しかける。 出発前はパチリと記念写真、帰り際はすっかり打ち解け「私はこう写るわっ!」と長い舌をペロリ。僕も負けじと・・・。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
聖なる塩田2019-06-03 Mon 09:16
![]() インカ文明を影で支え続けたマラス塩田。プレインカの時代から続いたというから、もう1000年以上も続く塩の精製所だ。 山から塩分濃度20%(海水の7倍)が塩水が流れ出し、それらを棚田状にして天日干し。強烈な直射日光により、約1ケ月で茶色から純白の塩となり、皇帝の住むクスコに運ばれた。 ![]() もしマラスが無ければ、クスコが標高3400mのアンデス山中に建てられることは無かっただろう。 塩田で働くおばあちゃんが、今日の仕事を終えて、あぜ道を上っていく。声をかけると、振り返って、大きく手を振ってくれた。 ![]() アンデスに立つと、こんなに気持ちが凛とするのは何故だろう? それは、連綿と伝統を繋ぐ、誇り高きインディオさんがいてくれるからに違いない。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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