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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

聖なる樹

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ぽたん、ぴしゃん、ちりん、天井から滴が落下し、水琴窟のような音を奏でる。漆黒の闇で、そんな音を聞きながら進んでいくと、突然遠くに光の世界が現れる。
中心に立つ、太い幹。僕と同じ樹齢44年のアボガドの樹だ。
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火山が噴火し、溶岩流が海へ流れた道が、冷えると溶岩洞窟になる。海風に浸食された天井は、やがて剥落し、洞窟内に一条の光が差し込むと、そこに鳥が落としたのだろうか? 一粒の種子が陽光を目指して、少しずつ成長し、やがて天井を越えて、大空へ枝葉を広げていく。
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そんな奇跡の樹の物語に耳を澄ませ、僕たち人間もまた同じだと気づかされる。闇から生まれ、光へ向かい、あらん限りの命を燃やして、朽ちていく。
ふと足元を見ると、アボガドから落ちた種子が、新たな芽を出している。昨日よりも今日、今日よりも明日、少しずつ命の幹を伸ばしていけ!
               ノムラテツヤ拝
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水の洞窟

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2日目の朝も、トンガリキで朝日を拝んだ。
日々この瞬間、二度と同じ風景とは出会えない不思議さを想う。自然現象も、集った人々も、御縁という枠の中で、僕らは生かされている。
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今日の午前中は、我らだけの特別プログラム。七体のモアイ・アフアキビを見てから、スポーツサンダルに履き替えてもらう。
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島には200個ほどの溶岩洞窟があり、以前住んでいた時に片っ端から潜ってみたが、最も心打たれたのが「水の洞窟・アナテパフ」だった。
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入口で簡単な説明をして、ヘッドランプを付ける。ひざ下までの水につかりながら、漆黒の闇をかき分けて奥へ向かった。
              ノムラテツヤ拝
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