マルタの朝日2019-07-27 Sat 07:15
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ポパイ村2019-07-26 Fri 17:52
![]() 1980年、名優ロビン・ウィリアムス主演の映画ポパイがマルタ島で撮影された。撮影後は解体予定だったセットが、マルタ政府の強い希望により、今も当時の面影を残している。 ポパイ村の背後へ夕日が落ちるにしたがって、海は凪ぎ、妖艶なエメラルドグリーンを見せる。ポパイやオリーブ、ブルートにウィンピー、懐かしいな。そして、やっぱり僕の頭を埋め尽くすのは、あのテンションマックスのメロディー。 ![]() I'm Popeye the sailor man I'm Popeye the sailor man I'm strong to the finish Cause I eats me spinach I'm Popeye the sailor man. ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
マルタ焼き2019-07-25 Thu 16:29
![]() マルタ島には、ソルトパン=塩田がある。 今現在、135カ国を旅した中で、僕が最も好きな塩は、インカ時代から連綿と続いたマラスの塩だ。ウユニ塩湖の塩も美味しいが、マラスと比べると、どうしても深みが足りない。 ![]() 世界中の塩田を食べてきた者として、マルタにそれがあると聞けば黙ってはいられない。 ガタガタのオフロードを走り、突如、海際に現れるマルタ塩田。天然のライムストーン(砂岩)が波によって削られた、自然が作り上げた棚。 ![]() それを人間が利用して、天日干しをしたものが極上の海塩となる。車から降りると、灼熱の太陽にクラク ラする。暑さが異常に苦手な僕にとっては、地獄のような時間帯だ。海の縁に立り、周りに出来た塩の結晶を口に含む。 あら? あらら? もう一度食べて、確信する。これは美味い! どこかマラスと似た深みがあり、塩の中にミネラルの甘みがギュギュっと凝縮されていた。 ![]() 「これで焼き鳥作ったら美味しいだろうな」とハート型の結晶を見ながら思い浮かべるが、ふと我に返って空を見上げる。 今、神様が上空から僕を見たら、焼き鳥の丸焼きならぬ「マルタ焼き」となり、周りには極上の塩田が。危ない、危ない。食べられないよう、早く車に戻ろうっと。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
ベスト・オブ・オクトパス2019-07-24 Wed 17:18
![]() マルタ島で衝撃を受ける日々。 カリブ色の海、ブルーホール、海へ落ちる夕日、そして迫力ある旬の食べ物たち。 地中海に囲まれているため、海産物は豊潤を極め、44歳にして食のランキング入れ替わる緊急事態が起きている。 マルタでも指折りのレストランに出かけた時のこと。ここは町からとても遠いためレンタカーで行かねばたどり着けない場所。 ドアを開けると、「予約はあるか?」と圧がかかる。 「電話で予約しました」と言うと、途端にニッコリ笑い、奥の世界へ通された。すぐにメインシェフが現れ、「うちは、マルタで一番の魚とタコを出す店だから、必ず食べて欲しい」と早口でまくしたてる。 では、と魚はメルルーサ、タコはお任せで頼んだ。 数分後に出てきたタコは、見た目から芸術品だった。 ![]() 茹でられた身からは、潮の香りが立ち昇り、食欲をそそる。溢れるよだれをグッと飲み込み、口へ運んだ。 ぬぅぉぉぉぉぉぉぉぉ~ まず驚かされるのは、完璧な茹で加減。よくタコは60~63度でゆっくりと茹でると外はプリプリ、内は甘みが引き立つが、今まで食べてきたその極上タコを軽く凌駕した。それは、茹で加減だけではなく、その後に焼きが入っているからだろう。よ く見ると、タコの吸盤が半分焼けている。それらが燻製臭を出して、口内で完璧なマリアージュを奏でるのだ。 ![]() 「どうだ、美味いだろ?」 シェフは嘘つきだ。 マルタで一番ではなく、今までの僕の人生で間違いなくナンバーワンのタコとなった。魚も想像した通りの、見事な蒸し加減。 マルタ、美味し過ぎる。悔しいけど、お隣のイタリアを抜いてるな・・・・・。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
極楽の宴2019-07-24 Wed 17:09
![]() 本物のキノコって、食べたことがあるだろうか? 例えばシメジ。「香り松茸、味シメジ」とあるが、キノコの王様のシメジって一体? ちまたのスーパーでは、「ヒラタケ(ブナシメジ)」をシメジとして売っているが、ことわざの中のシメジは「本シメジ」を指す。 ひとたび食べれば、味の奥深さに、誰もが唸ることだろう。 ![]() シメジだけでもこんな調子なのだから、僕が愛するキング・オブ・キノコの香茸(コウダケ)や老茸(ロウジ)なんてのは、なかなか御目にかからない。 ![]() でも折角この世に生きているのであれば、本物の力を存分に感じてもらいたい。そしてそこに集う愉快な人々とご縁を結んでもらいたい。そんな思いで、僕が29歳の2004年度から、秋が深まる10月最終週の土日で「極楽隊」と銘打った宴を開いてきた。 ![]() 今年は早々に60名の定員に達したため、追加予約を閉めていたが、一昨日から極楽隊の整理をし始めたら、人が動き、数名であれば、参加出来る余地が生まれてきた。 ![]() 「極楽に最も近い料理」と形容した、岐阜県飛騨の秋神温泉で、本物の野生のキノコを三昧し、笑い合える仲間たちとご縁を結びませんか? 僕の兄貴分にあたる「愛すべき秋神三兄弟」も出迎えてくれるはずです。 期日は10月26日~27日。今回も早い者勝ちで、ご興味のある方は、メッセンジャー、またはメール fieldvill@gmail.com の方へ連絡下さい。 ![]() 皆が限りなく幸せを謳歌し、果てしなく笑い合う宴へようこそ。新たなご縁が結ばれることを願います。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |