聖なる石の遺跡2019-07-15 Mon 19:13
![]() マルタ島に世界一古い遺跡がある。 世界四大文明で最も古いものは、メソポタミア。時代を遡ること約5000年の歴史を誇るが、10年前に見つかった南米ペルーのカラル遺跡も、それに匹敵する4800年前に作られた。旧大陸の文明に、新大陸(南北アメリカ大陸)の文明が一石を投じた形となったが、さらに古い5600年前の遺跡が、マルタ島内に奇跡的に残されている。 遺跡の名は「ハガー・キム」、現地語で「聖なる石」を意味する。まずは博物館で発掘された石像を見る。マルタのモナリザと言われる女体像を皮切りに、 ![]() 可愛らしい女性のお尻の像もある。 ![]() それらがどのような場所で使われていたのかは、遺跡に入れば分かる。 ![]() 5600年前にどのような人たちが住み、どんな楽しいことをしていたのか? 想像力を使って想いを飛ばせば、僕たちは、時空を軽々と飛び越えることが出来る。 ![]() 過去、現在、未来。これらは時系列ではなく、最新の物理学で証明されている通り、すべて今の中だけに存在する。だからこそ、ここに生きていた住人は、波長を合わせてくる現代の人々と繋がってくる。 ![]() 夏至、冬至、春秋分の日の朝日の角度で作られた大門をくぐると、古代の人々が大切にしていたものに、体が自動的に向けられていく。ここに神殿が作られた理由。それは沖に浮かぶ島・フィルトラの存在だ。 ![]() 日本で言うところの海の正倉院「沖津宮」のような感じで、島の一点から神聖なエネルギーが真っすぐ遺跡に注がれる。その先には、豊穣を意味する女性像が置かれ、誰がどのようにして運んだか未だに謎の20トン以上ある砂岩や御柱が、それらを受け、流し、増幅する。 もしかしたら、フィルトラ島からこの聖なる石(ハガーキム)遺跡まで、光の道のようなスロープがかかっていたかもしれない。まるで古代・出雲大社のように。 ![]() この地で生きていた人々は、島から注がれる聖なる氣を何より大切にし、それらにくるまれるように守られていた。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
蒼の惑星2019-07-15 Mon 09:07
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