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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

おおきなしぜん

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カトマイNPからキングサーモンへ飛んでいくと、ハート型の湖が見えてきた。下降態勢になると、青々とした湖面が。どれもこれも絶景なのに、アラスカだと日常の風景になってしまう懐の深さ。
「やっぱり、ココだな。僕はいつかアラスカに住もう」。
キングサーモンからはアラスカ航空で一路アンカレッジへ。
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天候は晴れ。普段は雲に包まれた大氷河地帯が、眼下を彩った。
四方向から谷へ落ち、一本に流れていく氷の河。その大自然の大きさに、僕は限りなく惹かれてしまう。
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「自分たちは、地球に生かさせてもらっている」。
直に感じる風景を、アラスカはいくつも内包しているのだ。
           ノムラテツヤ拝
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ラストカット

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撮影がすべて終わり、水上飛行機に乗り込もうとしている時だった。
「向こうから熊が来るから、少し離れて下さい」と、レンジャーの声。食堂まで戻り、ジッと見ていると、木々のトンネルの向こうに一頭の熊が現れ、チラッとこちら一瞥してから歩き去った。
太陽の光、湖面の色、森のトンネル、すべてが完璧に合わさった一枚。
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「ギフト」と無意識に呟き、「必ずまた戻ってきます。その時も宜しく」と頭を下げた。
エンジンがかかると同時に、プロペラもまわり、勢いよく空へ。
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眼下には透明感あふれるエメラルドグリーンの世界が広がった。
           ノムラテツヤ拝
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小熊登場

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草むらが揺れた。
現れたのは、ぬいぐるみのような小熊2頭だった。黒と茶色の兄弟熊が、お母さん熊の隣で寝ていたのだ。
親子熊にようやく会えた喜びと、旅の最後に間に合ったというホッとした気持ちが同居し、顔が自然とほころんだ。
お母さんが立ち上がり、川の中へ入ると、子供たちもその後を追いかける。
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コロコロ、コロコロ、まるでそんな音が響いてくるような愛らしさ。力尽きて死んだ紅鮭を探し、拾い、分け与える。まだ新鮮な個体もあり、朱色のイクラをむさぼった。
「ほら、僕、こんなことも出来るんだよ」
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どや顔で立ち上がる小熊を、母熊は優しく見守った。
             ノムラテツヤ拝
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睡眠中

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汗ばむ陽気。
ダイヤモンドのような太陽が紺碧の空に輝いた。
ブルックス川には、最後の紅鮭が遡上中。
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あと数日で一匹もいなくなる命の道だ。
遠い草むらに、一頭の熊がうつらうつら。
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水を呑んだり、陽光を浴びて寝たり。その横でススキが不自然に揺れた。
もしや、カトマイ最後を飾るのは・・・?
          ノムラテツヤ拝
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真上から

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連日連夜、熊を見つめていると、新たな欲求が湧いてくる。
カトマイの大地や山の斜面を頭に描き、何処からであれば可能かを思案する。3日後、ようやくそのアングルに熊がやって来た時には、思わず拳に力が入った。
真上からの熊。まるでドローンで撮影しているかのようなイメージだった。
背中は太陽光を受け、黄金色に染まり、やがて草むらで寝ると、プニュプニュの肉球が顔を見せる。
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近くの草むらでは、もう一頭が静かに鮭を食べ、2頭の若熊は、草原を横切っていく。
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もうすぐ、カトマイの旅が終わる。その寂寥感が、徐々に僕を包み込んでいく。熊さん、遊んでくれて、どうも有難う。
「地球を命を賭けて遊びきる!」。
これが昔も今も変わらぬ僕の夢だ。
            ノムラテツヤ拝
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