真上から2019-09-12 Thu 16:45
![]() 連日連夜、熊を見つめていると、新たな欲求が湧いてくる。 カトマイの大地や山の斜面を頭に描き、何処からであれば可能かを思案する。3日後、ようやくそのアングルに熊がやって来た時には、思わず拳に力が入った。 真上からの熊。まるでドローンで撮影しているかのようなイメージだった。 背中は太陽光を受け、黄金色に染まり、やがて草むらで寝ると、プニュプニュの肉球が顔を見せる。 ![]() 近くの草むらでは、もう一頭が静かに鮭を食べ、2頭の若熊は、草原を横切っていく。 ![]() もうすぐ、カトマイの旅が終わる。その寂寥感が、徐々に僕を包み込んでいく。熊さん、遊んでくれて、どうも有難う。 「地球を命を賭けて遊びきる!」。 これが昔も今も変わらぬ僕の夢だ。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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