サンドスピット2019-09-26 Thu 06:53
![]() 僕が22歳の時、写真の師である星野道夫は43歳の若さで旅立った。 余りにも影響を受けていたため、自分の体の半分くらいがポッカリと無くなった感触を、今でもはっきりと覚えている。 あの時から決めていた約束の旅。星野さんの年齢を、もし自分が越えることが出来たなら、必ず行こう! ひと昔前は、クイーンシャーロット島。今はハイダ族がすむ地を意味する「ハイダグアイ」へ。 ![]() 星野さんが、森に佇み、朽ちゆくトーテムポールを日本に初めて紹介した時、全身が震えるほどの感動を覚えた。44歳になった今、ようやくその瞬間(とき)を掴むのだ。 カナダのバンクーバーから、サンドスピットへ飛ぶと、分厚い雲の下に、島影が見えてきた。 ![]() 恋焦がれ、憧れた人に会いに行くように、僕はこの地を魂で希求していた。奥深い森で最初に出迎えてくれた生き物、それはシロフクロウだった。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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