パフィン2019-10-24 Thu 17:28
![]() スキャングウェイを後にすると、すぐにクジラが現れた。 順光の中での、ダイナミックなテイルアップ。あちら、こちら、見渡すだけでも8頭のクジラが集っていた。 今日の宿は伝説のローズハーバー。ウキウキしながらゾディアックで進むと、ガイドのブライアンが叫んだ。 「あそこにパフィン(ツノメドリ・エトピリカ)がいる」 ![]() オレンジ色の大きなクチバシ、赤い縁取りの瞳、黄色い飾り眉。海のピエロと形容される人気の高い鳥だ。 ![]() こちらをジッとのぞき込み、一瞬にして飛び去る。足もまたオレンジ色で可愛いんだよなあ。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
精霊の森2019-10-24 Thu 08:42
![]() 強風にあおられ、雲が北へ北へと流されていく。 雲間から陽光が差し込み、トーテムポールを光り輝かせる。 もしかして、、、と待っていると、なんと青空が。こんな時のために、僕は日頃から訓練している。どれだけ難しい光でも、青空をしっかり出して、主体を引き立たせること。 一つひとつのトーテムと氣を合わせながら撮影する。まるで彼らの先祖たちが、撮らせてくれているような、穏やかな時間、そして柔らかな光だった。 背後に気配がした。振り返ると、白頭鷲のトーテムに、七色の光がかかり始め、僕はその行方を息を呑んで見守った。それらは各トーテムの頭に移り、やがて森の中へ消えていった。 ![]() あれは一体なんだったのだろう。森の精霊、ハイダ族の御霊? 僕には分からないが、明らかにそこに何かがいた。 「トーテムポールが朽ち果てることで、ここがより聖地になるのです」 ![]() 長老の言葉が、僕の体内で意味を持って響き始めた。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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