にじいろのひかり2019-11-09 Sat 17:43
![]() 僕たち写真家の仕事、それは目に見える世界を映すことは勿論、目に見えない世界をあぶり出すことに在る。 折角、この天国のような地球に生かさせてもらうなら、網膜の世界だけなんて、勿体ない。例えばスローシャッターで撮影する星の奇跡、赤外線だけで写る闇の世界、絹のような清流のながれ、それらは一瞬、一瞬、脳で処理される網膜では決して感知できない。写真とは、光と闇で構成される芸術。であれば、光を自由自在に扱うことは写真家の使命でもあるのだ。 ![]() 富士山の頭上に、太陽が燦々と降り注ぐ。網膜では透明な光も、その既定のフィルターを外せば、七色の光のプリズム集合体だと分かる。 網膜では見えていないだけ。七色の、虹色の光に僕らはいつも抱かれ、今を生かされている。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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