ソフィアの美2019-12-28 Sat 12:42
![]() 壮麗、豪華、秀麗。 ブルガリアの首都、ソフィアはまるで宝石箱のようだった。 大聖堂に入れば、天井にはイエス様が、モスクに入れば黄金をあしらった豪華絢爛な世界。 ![]() 中央広場へ続く道は歩行者天国となり、電飾が輝いた。 ![]() それにしても・・・・、ブルガリアに来てからひたすら驚くこと。それは女性の圧倒的な美しさ。純白の肌、エキゾチックな顔立ちに、大きな青や緑の瞳、そしてケラケラと笑う陽気さ。日本人が珍しいのか、時折、何処から来たのと話しかけてくる人懐っこさに、僕はあっという間に、ブルガリアが好きになっていた。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
ブルガリアへ2019-12-27 Fri 14:11
![]() シャンルウルファからトルコの首都イスタンブールへ。 上空からは、飛行機と高速道路を走る車が隣接して、コミカルな風景が広がった。窓際からボーっと外を眺めていると、雲が十二単のように重なり合い、その向こうに海が輝いた。 ![]() 2時間のフライトで、最初の国ブルガリアの首都ソフィアへ。 山が近づくにつれ、最終着陸態勢に入ると、天使の梯子が降りてきた。僕はこの後に続く、美しきソフィアの力を、まだ知る由もなかった。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
文化発祥地2019-12-26 Thu 09:31
![]() 文化を表すCulture、その語源はラテン語のcolere(耕す)から来ている。 では、「文化の定義」とは? 住居跡や神殿跡など、人間が作り上げたものがあることが挙げられるが、1万2000年前のギョベクリテペは、その痕跡が明らかに見てとれる。すぐ脇の遺跡は1万5000年前という年代測定が出ているので、これからは3000年の間で、何が起こったのかも、比較することで、少しずつ分かってくるだろう。 シャンルウルファの町は、由緒正しきアブラハムの生誕地でもあり、文明発祥の聖地。夕方には筋雲が焼け、帳が下りれば宝石のように、町全体が輝いた。 ![]() そういえば、ギョベクリテペ遺跡にカメラを向けていたら、現地のテレビ局に取材されて、急遽、出演することに。 「どうしてあなたは、こんなところへ?」 何だか見たことがある企画だなぁ~、まさにトルコ版「Youは何しに日本へ」だった。 楽しみにしていたトルコの旅がもうすぐ終わり。明日からの第二部は、まだ足を踏み入れていない、中欧各国へ向かう。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
精神の社2019-12-25 Wed 16:42
![]() 1万2000年前の人々は、ギョベクリテペで何を祈っていたのだろう? 伊勢神宮、出雲大社のような、大きな祈り場を形成し、狩猟をしながら明日の狩りの成功を祈っていたのだろうか? そのために労力を尽くし、ここまでの大きな社を作った意味って、一体何だったのだろう? ひょっとして、その鍵を握るのは、安心感なのかもしれない。母親に抱きしめられている時の子供は、常に安心という揺りかごに抱かれている。では、大人が心から安心感を得られる場所は? 家族、親子、そしてこの世を作り上げたサムシンググレートや神々の存在と繋がっていると実感すること。 もし、このギョベクリテペが、三内丸山遺跡のように、とても豊かな猟場だとしたら、人々は食べることの次に、精神的な充足を満たそうとしたかもしれない。 「僕らは何処から来て、何処へ向かうのか?」 昔も今も、自問自答することの本質は、根源的に変わらない。星々が輝く中、そんなことをぼんやりと考える。 ノムラテツヤ拝 ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
メリークリスマス2019-12-25 Wed 09:23
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