精神の社2019-12-25 Wed 16:42
![]() 1万2000年前の人々は、ギョベクリテペで何を祈っていたのだろう? 伊勢神宮、出雲大社のような、大きな祈り場を形成し、狩猟をしながら明日の狩りの成功を祈っていたのだろうか? そのために労力を尽くし、ここまでの大きな社を作った意味って、一体何だったのだろう? ひょっとして、その鍵を握るのは、安心感なのかもしれない。母親に抱きしめられている時の子供は、常に安心という揺りかごに抱かれている。では、大人が心から安心感を得られる場所は? 家族、親子、そしてこの世を作り上げたサムシンググレートや神々の存在と繋がっていると実感すること。 もし、このギョベクリテペが、三内丸山遺跡のように、とても豊かな猟場だとしたら、人々は食べることの次に、精神的な充足を満たそうとしたかもしれない。 「僕らは何処から来て、何処へ向かうのか?」 昔も今も、自問自答することの本質は、根源的に変わらない。星々が輝く中、そんなことをぼんやりと考える。 ノムラテツヤ拝 ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
メリークリスマス2019-12-25 Wed 09:23
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