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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

イベルメクチン

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神風が吹くかもしれない。
コロナウィルス対策で、PCR検査や抗体検査の数が指摘されている昨今、僕がずっと注視してきたのは既存薬で特効薬となる『神風薬』がないのか、その検査結果を待っていた。
ひとつは言わずとしれたアビガン、もうひとつはノーベル賞を受賞された大村先生が開発したイベルメクチンだった。イベルメクチンとは、スペクトルの抗寄生虫剤。それらを169病院(アメリカ、ヨーロッパ、アジア)で704名に投与した結果、致死率で大きな差が現れたという。
軽症時・・・イベルメクチン使用は致死率1.4%、不使用は8.5%
重症時・・・イベルメクチン使用は致死率7.3%、不使用は21.3%
そして特筆べき報告は、培養細胞への感染実験では1回の投与でウィルスの量が5000分の1に減少したという。うぉ~、頑張れ、イベルワクチン。このワクチンであれば、もう世界中に散らばっているから安心だ。
神風よ、吹いておくれ~!
エビデンスの論文はコチラ、英語が得意な方、是非読んでみて下さい。
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0166354220302011
          ノムラテツヤ拝
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笑顔のちから

ビルカ

世界中の辺境・秘境を旅してきた。目を瞑ると、圧倒的な絶景や、美しき野生動物たちが浮かんでくるが、その背後でジワジワと思い出してくるのが、現地民の奥深い笑顔だ。
困ってオロオロしていたときに「大丈夫かい?」と聞いてくれたおばあちゃん。「俺の家で飯を食ってけ!」と誘ってくれたおじいちゃん。旅人の僕は、そんな温かな手助けのお陰で、沢山の体験をさせてもらうことになった。
「若いうちに一人旅をさせろって、昔から言うだろ。それはなんでか知ってるか?」
20代後半の僕に、阪根ひろちゃんが突然質問した。う~ん、と首を捻っていると、「その答えが俺にはあるんだ」と、胸を張って話してくれた。
「自分が無知で白痴で何も出来ないんだってことを知るために、旅に出るんだ。分かったような気に、知っているような気になっているヤツらは、何も学べない。でも、自分がアホだと知っているヤツは強いぞ。真っ白なキャンバスに知識や体験を無限に描いていけるんだ」
本当にその通りだと思う。見知らぬ異国で一人旅をしていると、必ずトラブルに陥る。旅=トラベルは、トラブルが語源なんだから仕方ないが、笑えるほど日々色々なことが起きる。その時に、どれだけ周りの人たち助けられ、真心をかけられたことか。今の僕があるのは、そんな方々のお陰。そして決まって別れ際には、優和は笑顔で手を振って見送ってくれた。気付けば僕も45歳、そんな大人になれるよう精進します。
              ノムラテツヤ拝
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上高地

上高地

故郷が岐阜なので、幼少の頃から長野県はよく連れていってもらった。父と母が山好きだったので、北アルプス、南アルプス、八ヶ岳などを中心に。何度も通った上高地で、僕は兄と姉にどれほど遊んでもらっただろう。
蒼く澄んだ梓川が流れ、その向こうには奥穂高から前穂高までの釣り尾根の雄姿。焼岳の噴火によってせき止めれらた大正池に、それらが完璧に映り込む。
空気は静寂を保ち、鳥が囀り、雲が悠々と流れていく。木々の枝葉が風に揺れ始めたら耳を澄ます時。自然の詩が、今日も森に響き渡る。地球を英語で言うと、Universe。語源は1に結ばれているもの。僕らは日々、互いに繋がり合い、地球という一つの命を生かされている。
              ノムラテツヤ拝
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雨の音

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雨の音が好き。
大粒の雨がパツパツと屋根に丸い染みを付け、霧雨がシャーシャーと大地を撫でるようにノックする。
非常事態宣言中だからかな? 部屋で一人原稿を書いていると、その中に鳥たちの息遣いが聴こえてくる。一体何を話してるのだろう? 雨のベールが、それらを優しく包み込んでいく。目を瞑ると、瞼の裏に雨の輪郭が浮かび上がる。そうそう、雨って、こんなに優しかったんだよなということに、今更ながらハッとする。
僕たちは自然の機微を、日々見つめているかな? 
自然はいつも、僕らを、もれなく見つめている。
それを感じるのも、今の醍醐味かもしれない。部屋の中に、雨の香りが充満する。それも、また好き。
               ノムラテツヤ拝
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国境問題

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『人生とは、何かを計画しているときに起きてしまう、別の出来事』。
アラスカのブッシュパイロット、シリア・ハンターの言葉が、今ほど心に沁みることはない。
Facebookに上がってくる、1年前、2年前の写真を見るたび、あぁ、そんなところに行っていたんだと胸が締め付けられる。
「今が過去最高の楽しさ」を信条に生きてきたので、まさかこんな時代が来るなんて。コロナウィルスによって、国外への扉が閉ざされ、世界への翼がもがれるなんて、思ってもみなかった。
それにしても、昨日の本田圭佑の言葉は、良かったなぁ。
「日本ほどアーティストや俳優やアスリートなどが政治のこと話さない国はない。経済もそうやけど、もっと話そう。あなたの国のことだ!。有名人が経済や政治について話すと、『余計なこと言わずに本業に集中しろ!』って、まずはこれを日本で禁句ワードにしよう」
そう、どうして政府がこれほど後手後手に回っているのかは、ここに尽きるのではないかな? 日本国民自体が、政治のことに思考停止な方々が多いからこそ、国民も政治家も責任転嫁する人が多くなっているのかもしれない。
本田の意見に賛同して、僕も一言。
「政治について意見すると、それなら政治家になってやってみれば良いじゃん」と。これも禁句ワードにして欲しい。そもそも政治家は政をする代表にしか過ぎない。国を作っていくのは、あくまで国民であり、その多様性だ。政治家にならない限り、政治を語ってはいけなくなれば、まさに政治家だけが決めていく世界になり、国民は思考停止にならざるを得ないのだ。
というわけで、これからの政治の流れを書かせてもらおうかな。
まず、最近多くの意見を求められるのが、5月6日に非常事態宣言は解除されるのか? 
これは世界の情勢や今の現状を鑑みれば不可能。解除されることはない。首都圏に非常事態宣言が出されてから、3週間経ったが、感覚としてはようやくスタートラインに立った感じ。政府としては、一気に一カ月後の6月6日まで伸ばしたいが、国民に与えるインパクトの強さを考慮し、最初は5月24日(日)まで、次は6月7日(日)までと約2週間ずつ伸ばしていくだろう。可能性は低いが、切りの良いところで5月17日(日)、5月31日(日)と刻んでくるかもしれない。そして、6月8日(または6月1日)から、現在のドイツやオーストリアのように、少しずつ規制を緩めていくのだろう。
さて、問題の核心へ。諸外国の国境はいつ開くのだろう。僕はミニマムで2年先と考える。
今は国内にしか目を向けてない方が多いので、目線をずらし外国から日本を見てみようか。
「どうやったら日本からの観光客を受け入れるようになりますか?」
検温し、簡易検査をして、大丈夫なら誰でも入国させてくれる? 答えはNOだ。
まず日本国としてPCR検査を今の100~200倍くらいして、陽性率(検査した人数に対しての陽性者数)を7%以下に下げ、日々の感染者数が1桁、またはゼロになるまでは、他国が国境を開けることは無いのだ。医療施設が脆弱な島々は、更に時間がかかり、世界の国境が正常化するには軽く3年はかかるだろう。もしかしたら、時代は逆行し、コロナ終息後の世界は、滞在ビザの事前取得が義務化されるかもしれない。
がっくり肩を落とす方もいるだろうが、これが今現状を考慮した未来予想図だ。
僕は100歳の誕生日まで生きると決めているが、国連加盟国193カ国のすべてに足を踏み入れることを一つの目標に掲げている。現在の渡航先は150カ国なので、残りは43カ国。本当は50歳になるまでに終わらせる予定だったが、ちょっと伸びそうだ。そうだ、イケイケの55歳の誕生日に193カ国目に足を踏み入れようかな。
「人生とは、何かを計画しているときに起きてしまう、別の出来事」。
何が起ころうと、自分で考え、自身でご機嫌を取り、周りと一緒に笑いながら生きていきたいと思う。皆様、明るい未来を想像しながら、笑っている自分を思い描きながら、今日も楽しく生きましょう。
                 ノムラテツヤ拝
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