インカの聖殿2020-04-17 Fri 17:11
![]() 過去10年間、日本人が行ってみたい世界遺産の堂々1位は、ペルーにあるインカの聖殿「マチュピチュ」だ。今日、数えてみたら、今まで訪れた回数は33回。阪根ひろちゃんは、100回を軽く超えているから、今生で追いつくのは難しいかな。 毎度、毎度、マチュピチュは素敵な姿を見せてくれるが、最も印象に残っているのは、やはり一番最初に出かけた時だろう。 今から24年前、21歳の僕は、なけなしの金を握りしめ、マチュピチュ直下の安宿にいた。夜の3時起床、漆黒の闇の中を歩き始め、インカ道を1時間ほど直登した。4時に入口へ到着し、門番が早めに開けてくれたと同時に入場。 息を切らしながら坂を登っていくと、眼下に霧の立ち込めたマチュピチュが広がった。東から西へ、まるで遺跡を舐めるかのように、純白の霧がゆっくりと流れていく。憧れの地でその静謐さと神秘さに見入ったのは勿論、その妖艶な姿を存分に見せてくれるマチュピチュという存在に深く心を揺さぶられた。 あれから毎年1回か2回、このインカの聖殿に詣でさせてもらっている。マチュピチュは、歴代皇帝たちの墓であり、様々な儀式が執り行われた夏の離宮。 この自然に溶け込むような設計は、インカ時代以前(プレ・インカ)の人たちが作ったことが最新データで証明された。 科学がひとつずつマチュピチュのベールを剥がしていくことで、また一つ、二つと新たな謎が深まっていく。世界で最も偉大な遺跡のひとつ、それがマチュピチュだ。 ノムラテツヤ拝 ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
発酵王国2020-04-17 Fri 13:17
![]() なぜ岩手県は、コロナウィルスにそんなに強いのだろう? 「首都圏からの往来が少なく、人と密になる場所も無いから」 まことしやかに語られるメディアの理由に、僕の頭は???となる。本当にそうだろうか? 思考停止になっていないだろうか? まず、岩手県が他の都道府県と圧倒的に違うこと。それは、雪深い東北だからこそ育まれた発酵文化だろう。手前みその赤味噌、醤油は勿論、ミズを中心とした山菜系、イカの塩辛やニシンの切り込みなどの海鮮系、ハタハタのしょっつるや納豆、納豆菌で大豆を発酵させた後、麹で更にもう一度発酵させて二重納豆なんてのもある。米、果物、ホップなどの農産物が豊富なお陰で、お酒も天国。日本酒、ワイン、ビール、シードルなど多種多様なものが家庭の食卓に並ぶ。最近は、ヨーグルトも仲間入り。放牧して育てた牛の牛乳から造り、複数の乳酸菌で発酵させるという。 今、現在で調べてみると、青森(22)、宮城(65)、秋田(16)、山形(45)、福島(40)、岩手(0)と、東北6県の合計でも188人。これは日本全国の感染者数の僅か2%でしかない。そして最も驚くべきは、感染してからも強いこと。現在まで、東北地方の死亡者数はゼロだ。 発酵王国の東北、やはり世界の行く末は発酵菌が鍵を握っているのかもしれない。 PS,写真は盛岡から見た愛する岩手山と北上川です。 ノムラテツヤ拝 ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
ヴァージンロード2020-04-17 Fri 08:25
![]() 世界で最も美しい海、それはカリブ海だろう。 カンクン、サンタンデルスール、カルタヘナ、有名なところは沢山があるが、僕が愛して止まないのはK島だ。 ここは干満の差で、一日に1時間ほどだけ、海が割れて道が出来る。その白砂の美しさから、以前JTBの社長に売り込んだことがある。 「ここを世界一のヴァージンロードとして世界に売りましょう」と。 そういえば、あの目論見は、儚く消えてしまったなぁ。 これから結婚される方、愛する人と手を繋いで歩いてみませんか? もちろん、僕が撮影させて頂きます(笑)。 ノムラテツヤ拝 ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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