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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

感想

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とっても嬉しいことがあった。
僕の処女写真集「ペンギンがくれた贈りもの」と、大型写真集「PATAGONIA」を担当してくれた敏腕編集者のRさん。愛知県の出版社「風媒社」の編集長だ。
今月に発売した新刊「ポリネシア大陸(福音館書店)」。 
https://amzn.to/2VHMeVF
(現在のAmazonランキング8位)の感想に、涙がちょちょぎれた。
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「野村くん、コレめちゃくちゃ面白いね。意味も深くて、コロナが無けりゃ、行ってしまうよ」
子供たちに、そう思ってもらえるよう、様々な仕掛けを40ページの写真絵本の中に組み込んだ。日々、活字と格闘されている編集長も楽しんでくれたということは、まさに作家の僥倖。この世にこの本を産ませてもらってよかった。
数日前には、見ず知らずの方が、アマゾンの書評に載せてくれた。
『小学校5年生の娘のためと言いつつ、自分(よいオッサンです)の興味で購入。なかなか興味を掻き立てられる内容でした。こういったニッチな分野でも、大枠の情報を説明とビジュアル(今号は写真)ですることで、1つでも子供の心に引っかかればより深い探求へとつながっていくのだろうなと思います。継続して買ってみたいと思います。「ふしぎ」は子供達も大好物ですが、大人も新しい好物をみつける入口になるかもしれません』
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くぅ~、泣けるわ。大人も子供も楽しめる内容になっています。もし心が少しでも揺さぶられたら、ぜひアマゾンに感想をアップして下さいね。
写真絵本の舞台は地球。世界は、現実はこれほど奥深く、面白いのですね。
               ノムラテツヤ拝
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抗体検査

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一歩、一歩、世界は前進している。
欧州のドイツとオーストリアが、今日からロックダウンを段階的に緩和する。800平方メートル以下の商店、本屋や自動車などが開くというから、街に少しずつ活気が戻ってくるのは間違いない。この2カ国の行方を、世界中が注視することで、より多くの知見を得ることが出来るだろう。
アメリカではニューヨークよりも先に、カリフォルニア州がサンタクララ郡の3300人の住民に対して、抗体検査(ラテラルフロー法)を行った。結果は50名が陽性、すなわち過去に感染していたことが示された。これはPCR検査で報告されている感染者数の50~85倍に相当するが、今現在、カリフォルニア州全体で、どれだけの人が抗体を持っているのかを知れたことは大きな前進と言える。ニューヨークも今日から大規模な抗体検査が始まったので、数日以内にその結果が出るはずだ。
さて、我らジャパンは、これからどのような道を進んでいくのかな?
国民一人に10万円を支給するのも大切だけれど、僕としては、民間に委託して日本の全人口1億2600万人に抗体検査を受けさせて欲しい。そこで抗体が認められた人は、IDかQRコードのようなものを作り、5月6日以降に社会へ復帰していく。インフルエンザのように別の変異株に罹る恐れは残るが、ドイツやオーストラリアのように今までと同じく社会的な距離を保ちながら日本を徐々にまわしていけば良い。こんな時代なんだから、出来る人が復帰し、難しい人は補償して自粛してもらう形が理想的だ。
コロナウィルスは、潜伏期間が14日間と勘違いされている方がいるが、それは最長の場合。通常は平均5日ほどで発症されることが研究によって分かっている。だから今日の自粛が、2週間後ではなく、5日~6日後に繋がってるのだ。首都圏が非常事態宣言になってから丁度2週間になるが、国内感染者は未だ増加の一途を辿っている。この理由の一つに、人→人だけの感染ではなく、物→人が感染源の主になっていることが、複数の機関を通して挙げられている。
スーパーで、最近買い物かごの除菌をされている方を見るが、大げさではなく、とても理にかなっていると思う。売られている物品も然り。コロナウィルスに感染した人(無症状、症状有りのどちらも)が、どこかに触ることでウィルスが付着する。物質の違いによって異なるが、生存期間は大体3日~4日ほど。それらを触り、その手で目や鼻や口を触った人などが、コロナウィルスに感染してしまうのだ。
自粛出来る人たちは、5月6日まで家にいることは必要だけれど、物が感染源になることを気にして注意すれば、世界で最も清潔国家の日本は、とても早めに立ち直れるんじゃないかな? 周りの人を大切にしながら、ホップ・ステップ・ジャンプで乗り越えていきましょう。
                ノムラテツヤ拝
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こころの断捨離

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日本全国自粛によって、様々な人たちに変化が起きている。
経済的変化、日常変化だけではなく、最も大きいのが「心の変化」なのかもしれない。
昨日、ライングループで話していたときの一コマ。紅一点のMちゃんが今、zoomでエクササイズをしていた、というところから始まった。
今の時代に適応するため、レストランはテイクアウトに切り替え、ジムやスタジオはzoomでリモート、学校はオンライン教育の準備を整えている。
語学堪能な彼女は、某人気TV番組の敏腕コーディネーターでありダンサー、秘境辺境の事前リサーチなどの仕事をしているが、僕が言うのも何だが、とにかく忙しい日々を送っていた。年の半分以上を海外で過ごし、日本にいるときもあちこちへ飛び回り、夜は必ず誰かと逢って呑み明かす。そんな彼女が、ポツリと呟いた。
「今まであんなに出歩いて、人に会ってたのは何だったんだろう」
あの人と逢っていたのは、本当に逢いたかったからではなく、寂しかったからではないのか。それらが続くことで、逢わないと心が不安になっていただけではないのか?
全てのことにそれは通じる。コロナ前の自分は、本当に自分の求める人生を歩んでいたのか? そう、自分の内側を観ることで、浮かび上がってきたものを掬い取り、沈んでいるものは捨てればいい。友人のやましたひでこさんじゃないけれど、今はまさに心の断捨離の時代を迎えているのだ。
折角、家にいるのであれば、静かな気持ちで、自分の心と向き合っては如何だろう。きっと自分にとって何が大切で、何をやりたかったのかが見えてくるはず。また自由に動けるようになったら、その現状に感謝しながら、新しい自分で人生を離陸させて行けば良いのだ。
               ノムラテツヤ拝
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