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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

トレーニング

ホワイトライオン7

「ほんとお元気ですよね。何か特別なトレーニングとかされてるんですか?」。友人、知人、初めて会った方々から、そんな質問をよく受ける。
答えはノー。腕立て伏せ、腹筋、スクワットなど、部分的なトレーニングはな~んもしていない。イチローの言葉を借りれば、「チーターって、何かトレーニングしていますか?」。僕もその意見に賛成だ。
「では、何か秘密があるのか?」
ある、確かにあるけれど、特別なことではない。まず、日々体の左右のバランスを気にする。右手にアクセサリーを付けただけでも、僕の氣は平衡バランスを失い、まるで振り子のように振動しながらズレていく。だから、僕は体に何も身に付けない。
赤ちゃんを見て欲しい。氣学としては完璧な形をしている。7つのチャクラから四方八方にエネルギーが噴出する。だからこそ、どれだけ大変なお母さんも、赤ちゃんをギュッと抱きしめると、元気になる。それは赤ちゃんの氣に逆に抱かれているから、守られているからだ。
えっ、信じられない? それならぜひ試してみて欲しいことがある。まず、お母さんと腕相撲をしてみる。僕は男性なので、ほとんどの場合で勝つだろう。でも、お母さんが自分の赤ちゃんを抱きながらもう一度勝負すると、あら不思議、大接戦の末に負けてしまうのだ。
理想形が赤ちゃんなら、僕らはそれらを真似すればいい。何もつけない。でも服も着ずに外出すると、警察に捕まってしまうので、左右対称や螺旋形、とにかく左右の重さが一緒の服を着る。後は逢った人や周りの人たちに、自身の氣を放出する。気持ちよく笑ってもらう。または自然界に話しかけて、それらを愛でる。すると、あら不思議、出したエネルギーは1.2倍くらいになって戻ってくる。またそれらを放出すると、今度は倍化し1.5倍に、あとは無限ループに入っていく。つまり、僕たちは何もいらないのだ。すべて兼ね備えた状態で、この世に産んでもらったのだから。
後は、毎朝、自分の全細胞に感謝すること。そして時に、自分で自分の頭を撫でてあげること。「よーし、よーし、いい子だ、いい子だ」って。元気の秘密、それは自己肯定と他者愛に尽きるのかもしれない。
                 ノムラテツヤ拝
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ふしぎ6冊

たくさんのふしぎ

今までに編んだ6冊のたくさんのふしぎシリーズを並べてみる。こうやって見ると、僕は青色がやっぱり好きなんだなと思う。写真絵本に携わることで、文章の組み立て方や言葉の選び方はもちろん、グラビアとは違う絵本独特のレイアウト&デザイン方なども学ばせてもらった。モノ作りは作っている時は苦しいが、終わった瞬間からまた次のものが作りたくなる。それはつまり楽しいということなのだ。
徹底的に僕の悪い所、横着な所を直してくれた伝説の編集者Eさんと、「アンアン」や「ポパイ」「オリーブ」など、数多くの雑誌のアートディレクションに携わった伝説のデザイナーSさんと仕事をご一緒させて頂けた事は、僕の宝物です。お二人から教わったバトンは、必ず年下へ繋げていきます。
今日は、昨日に続いて、面白い感想が届いたので、紹介させて下さい。https://amzn.to/2VHMeVF

私は高校の図書館で働いていますが、『ポリネシア大陸』はやはり男性の先生方の気持ちをガッチリと掴んでしまいました。社会の先生方には特に。野村様のご著書で先生方向けに簡単なブックトークを催したのですが、子供にかえったような先生方の目の輝きをお見せしたかったです。
ブックトークで大人が『おお!』と漏らす声を聞いたのは初めての事でした。『知っているつもりだったけど、これ、すごいね。ほんとだ、そっくり』。ある先生はイースター島のモアイ・トゥクトゥリとタヒチ島のティキの写真で真っ先に身を乗り出して来られました。
『モチェ文化』の人間の顔の土器のページでは、新任の若い先生が『うわー!』と声を上げました。
写真絵本を前に、図書室に集まった大人が笑ったり驚いたりしきりと頷いたり。こんな本はこれまでありませんでした。言葉は勿論のこと、野村様の写真の力はとても大きいと思います。
学校現場もご多分に漏れず大変な時ですが、ひと時コロナの事も生徒への課題のことも忘れて海の向こうの不思議に笑い合っていました。完全に濃厚接触ですけど(笑)
ガチガチの進学校で、生徒は本を読む時間もありません。でも先生方がオンライン授業の合間にこの本の感動を伝え、皆で束の間ポリネシア大陸に想いを馳せる。そうなれば楽しいなあと思います。素晴らしい本をありがとうございました。

有難うございます。作者冥利に尽きます。これからも1作1作、精進します。
              ノムラテツヤ拝
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絶世の美女

A-006.jpg

忘れられない絶世の美女がいる。
あれは、南アフリカとナミビア国境に広がるカラハリ砂漠でのこと。
朝、車を走らせていると、茂みの奥にたてがみが揺れた。
慌ててブレーキをかけて忍び寄ると、ライオンのつがいが仲良くじゃれ合っていた。オスの後に出てきたメスを見て、僕は目を見開いた。
今までかれこれ50頭以上のライオンと対峙してきたが、こんな美しいメスライオンは初めてだった。視線が合った瞬間、シャッターをきる。黄金色の瞳には、カメラを構えた僕が映り込んでいた。
               ノムラテツヤ拝
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