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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

得意分野

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東京アラートも消え、6月19日からは越県することも自由になる。人の動きは大きくなるが、今のように、自分を守り、相手を守る行動を取り続ければ大丈夫。
コロナは日本の得意分野。世界に先駆け、敵対せず、調和しながらクリアしていきましょう。ピークに差し掛かる南米や、これからのアフリカなどに手を差し伸ばせるよう、まず僕らが復活しないと。自分に嘘をつかず、行動に手を抜かず、一緒に進みましょう。
            ノムラテツヤ拝
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タペストリー

「世界は3で出来ている」
いろいろと学ばせてもらった番組となった。
脚本が水橋文美江さん、演出が中江功さんで作り上げたソーシャルディスタンスドラマ。
見終わって最初に感じたことは、「エンヤ」だった。アイルランドの歌姫こと、エンヤをご存じだろうか? 僕らの世代は全員知っているが、20歳以下の人たちの認知度はどうなのかな? 彼女は自分の声に、自分の声を重ねて、一曲を仕上げる方法、つまりコーラスも含めて、全て自分の声でやってしまう「一人コーラス」で一世を風靡した。
今回の番組は、林遣都という一人の俳優が、それぞれの位置で撮影し、相手の声を聴きながら別人をまた演じるという作り方。何が難しいかは、相手によって引き出される場の雰囲気が無いこと。だからこそ必要なのは、無意識に別人となり、その場を自身の外に創り出す力だろう。
人としての幹は素朴で古風、でも様々な人格の枝葉を持っているのが遣都の強み。だからこそ、この企画が持ち上がった時、演出家水橋さんの言われた気持ちがよく分かる。「この企画に林遣都以外は考えられない。もし断られたらボツにする」と。
物語は緻密な構成で織られていた。正味35分のストーリー。
次男の登場から物語は始まり、5分後にしっかり者の長男が、そして15分後に甘えん坊の三男が登場する。個性のまったく違う3人が、家族という環でくるまれ、25分からはコロナ禍の回想が始まる。3人の過ごした時間が浮かび上がり、やがてそれらを体験した全ての人を包み込んでいく。30分にはバターラーメンを通してお母さんを回想し、ラストの35分ではこれからプロポーズしようとする新たな次男の彼女が部屋を訪れたところで幕を閉じた。
テーマは再生と創造の間。忘れることと思い出すことの間。そのあわいをコロナと家族と時間という3つのテーマで織られたタペストリー。だからこそ「世界は3で出来ている」と名付けたのだろう。
遣都、これ、テーマを変えてライフワークとして続けていけるかもよ。今度はメイクやカツラ、髭なども足して、容姿をまったく変えた姿で。題名は「世界はKで出来ている」。
あっ、おっさんずラブの、田中圭さん、吉田鋼太郎さんにもそれぞれ3役やってもらって、「世界は3Kで出来ている」というのはどう? 
          ノムラテツヤ拝
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