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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

現場主義

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嵐が去った夕方、2日ぶりに太陽が顔を出した。
胸騒ぎがして屋上に出ると、どうだとばかりに虹が現れた。
虹の内側の雲を真紅に染め上げ、外側には二重の虹が。
僕は、やっぱり家にいるよりも、現場が好き。こんなところで、空を見上げているのが、この上なく好きだ。
           ノムラテツヤ拝
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アルゼンチン | コメント:0 | トラックバック:0 |

テレビの未来

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最近はTV局の構成作家はじめ、ネタ集めに必死なディレクターやプロデューサーたちが自分のFBやブログから情報を得ているとの裏話が絶えないので、固有名詞や国などの細かい情報が書けない。書いたらすぐに、あの世界の秘境辺境を巡る御長寿番組や、ドキュメンタリー番組が企画にしてパクってしまうから。でも、コロナ禍の今は有益な情報が目白押しだ。
今、世界の環境問題の宝石と呼ばれる友人が日々送ってきてくれる情報に、目を丸くする。世界のマスク最前線は今、ここまで進化しているんだ。そして今までの考古学がすべてひっくり返される遺跡も、見つかった。それは女性たちが毎日食べる食べ物の原産国までをも変化させようとしているのだ。
最近はNHKで有望なディレクターたちと手を組み、番組企画を考えている。アルゼンチンのホタル撮影時、若きディレクターに話したことがある。
「ディレクターとして自分の作品を作れて20作。どれだけ多くても30作。その中に何処かの、誰かのパクリ、2番手のものを作るなら、作品数が少なくなろうと、その時間を自分しかできない作品につぎ込むべき。日本国内を見るのではなく、BBCやナショジオチャンネルが、何処でどうやって撮ったのか質問してくるくらいのものを、世界で初めての作品を手掛けるべきだ!」と。
今度のダーウィンが来たも、間違いなく世界で初めての映像がふんだんに使われる。その圧倒的な光景に、翌年はBBCもナショジオも後追いするだろう。
自分しかできないものを突き詰めて、アンテナを高く広く張る。それがディレクターの仕事。ネットの中の情報を漁っているだけでは、ワクワクするものは生まれない。昔からの格言じゃなけれど、しっかり足で情報を稼ぐこと。もし自分が稼げないなら、稼いでいる人と組めば良いんだから。
「テレビはこれから斜陽産業になる」と多くの人が言うが、僕はアメリカのドラマや、BBCの自然番組を見る限り、そうは思わない。ただ、多様性、選択肢が多くなることで、いい加減に作ったもの、誰かの二番煎じなものは、勝手に淘汰されていく。制作陣もテレビ局も、つまらない者は排除され、スッキリした新世界へ向かっていく。ネットやユーチューブだけでなく、まだまだテレビも面白くできますよ。今日の写真は、西表島に舞うヒメボタル。
             ノムラテツヤ拝
沖縄ー西表島
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