竹富島散策2020-07-02 Thu 16:22
![]() 昨夜の雷はすさまじかった。 叩きつけるような豪雨に、プラチナ色に輝く稲妻。まるで、コロナ禍を浄化するように、一時間近く光り続けた。 朝、起きると、母はなんのことかと頭をひねる。 「うそっ、あれだけド派手な雷と雨だったのに?」 「お母さんは、ぐっすりよ!」 そう、野村家の精神的支柱は間違いなく、母だ。何があっても動じない性格に、父、兄、姉、僕が、どれだけ救われてきただろう。でも、僕は知っている。人一倍好奇心旺盛な母は、きっと美しき雷を自分の瞳で見たかったに違いない(笑) 朝食を頂いてから、向かったのは竹富島。 ![]() 今まで5度ほど訪れているが、ここまで静かな竹富島は初めて。 ![]() 地元民が家の前を掃き掃除していると、父と母が絶妙な距離で寄っていく。 ![]() そしてあっという間に友達になる。いつも感心してしまうが、世界中、何処でも誰とでも絶妙に距離を詰め、地元に溶け込んでしまう力。もう一人のおっちゃんなんか、自分の身の上話まで話しだし、最後は父母と激しい握手を交わしていた。濃厚接触者、一丁出来上がりっ! ![]() ハイビスカスに目を奪われ、 ![]() ![]() 石垣島の語源となった、サンゴで積まれた石垣の道を風に吹かれて歩く。 ![]() 幸福って、たぶんこういうこと。ちょっと足を止めたら、なんと白きパパイヤの花が開いていた。 ![]() さぁ、17時からが本番だ。親子旅のハイライト、母の夢を叶えに行く! ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
島の夜2020-07-02 Thu 09:09
![]() 父と母が、石垣空港で待っていてくれた。 しばし再会を喜び合い、レンタカーでミンサー織の実演場へ。 5つと4つの模様から、「いつ(5)のよ(4)も、あなたと共に」。そんな願いが込められる、八重山周辺に息づく織物だ。 ホテルへ荷を下ろし、街を散策。そして夜は大好きな古民家レストランへ。 ![]() 入口にはハイビスカスやブーゲンビリアが水面に浮き、新緑の中、温かな光が灯っていた。 ![]() しまらっきょ、 ![]() ラフテー、 ![]() ドゥルテン、 ![]() ゴーヤチャンプルー、 ![]() と怒涛の沖縄料理に合わせるのは、もちろんオリオンビールの生。これがこの湿度の高い石垣によく合うんだよなぁ。最後は、僕の大好物、イカ墨のジューシー(炊き込みご飯)で〆。 ![]() 父母と向かい合い、昔のエピソードから今の四方山話までお喋り。僕はこの2人から生まれてきたんだなぁと、しみじみ嬉しくなった。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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