サガリバナのピーク2020-07-09 Thu 15:45
![]() カヌーが緑の川面を滑っていく。 上流からは、今落ちたばかりのサガリバナが、ひとつ、またひとつと流れてくる。耳を澄ますと、サガリバナのヘタ部分が水面を叩き、ポタッ、ポタッと落下音が響き渡る。なんて上品で静謐な時間なのだろう。振り返ると、皆、思い思いにそのサガリバナの声を聴いていた。 ![]() フワフワの雄しべが鏡のように水面に映り込み、川はサガリバナで埋められていく。 ![]() 「野村さん、間違いなく今日が今年のピークですよ」とガイドのKくん。 「ありがたいね、本当に」 日本、いや世界屈指の大自然が、ここ西表島にある。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
18Pの巻頭対談2020-07-09 Thu 07:40
![]() 人生の僥倖だった宇城先生との対談。この10年間考え続けた疑問が、先生のお陰で見事に融解した瞬間だった。その一部始終が、道205号(2020年夏号)となり、2020年7月27日に発売される。買って損無しの内容ですので、ぜひ以下のページからポチって下さいね(笑) https://www.dou-shuppan.com/dou205-lp/ 表紙は、アメリカのアンテロープキャニオンでの思い出深い一枚。 巻頭対談のテーマは、『時空を超える人間のエネルギー、「気」でひもとく、古代の不思議と偶然の必然』。その一部を、ほんの少しだけお見せしよう。(計18ページの巻頭対談) 10代、20代の頃は、写真家というのはひたすらシャッターチャンスを待たなければいけないと思い込んでいました。でも30代、40代になり、僕にとって最良の状態、必要なものを見せてくれるのが「自然」なのだと教わりました。 ![]() 10歳から一人旅を始めた野村哲也さんは、高校時代から山岳風景や野生動物を撮るようになり、今や南米や極地など、150ヵ国以上の国々に被写体を求め、世界を舞台に活躍する。 とくに南米に行き出してからは、様々な偶然や奇跡を体験するようになったという野村さん。それはカメラを構える野村さんと自然との境界線が消え、無意識の中でこれまでにないような珠玉の写真が生まれるというもの。 気の世界を探求し、自分自身はもちろん、第三者にもその世界を示すことができる宇城氏は、「そこには気の法則性があり、すべてと調和融合を可能にする気のエネルギーは、心が差となって起こる。それが真理であるから」と語る。 対談では、宇宙の産物である人間の身体の不思議とともに、インカ文化に見る古代遺跡のパワーを土台に、あらためて人間とは何か、そのあるべき姿について語り合っていただいた。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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