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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

道205号発売

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楽しみにしていた雑誌「道(205号)」が、手元にやって来た。
この一カ月、編集部の方々と何度もやり取りし、校正に次ぐ校正を繰り返した。どうしたら人生の僥倖だったあの「濃密の時間」を、18ページの文章として皆様に伝えることが出来るのか? その一点だけに集中して、丁寧に編んだつもりだ。
https://www.dou-shuppan.com/dou205-lp/
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今まで奇跡のような現場に立ち会い、自然がシャッターを押してくれた体験。それがどうして起こったのかを、宇城先生自ら「エネルギー」という観点から、再現し、僕に体感させてくれた。
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カムイミンタラ(神々が遊ぶ庭)で、先生の教えを実行すると、すぐに僕と周りの垣根が溶けていく。
意識的から無意識の先にある意識世界へ。意識と肉体の制約を外すと、僕らは無限になっていく。
           ノムラテツヤ拝
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コマクサの花園

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北海道だと知床、阿寒岳、大雪山系にしか生息しない、高山植物の女王「コマクサ」。コマは駒、つまり「馬に似た容姿の花」が語源だ。
K山のてっぺんからの両脇は、砂礫質のガレ場。そこに可憐なピンク色が点在した。奥へ行けばいくほど、その数は増し、まさにコマクサの花園に。360度女王に囲まれた。
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「ここまで密集している場所って・・・」
今までの体験を思い出す。日本国内でもわずか20座しかコマクサは確認されておらず、有名なのが白馬岳、蓮華岳、燕岳のトリオだ。そのすべてに足を踏み入れたが、ここまで広範囲でギュギュっと密集はしていなかった。
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「ここが日本一のコマクサ花園かもしれないな」と呟きながら、雨粒を抱いた花弁を見た。本州よりも、更に濃いピンク色は、まるで燃える命を内側から発光させているかのよう。
花を見つめ、内なる自分を観る。自然はいつも、最上の先生だ。
               ノムラテツヤ拝
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