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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

北海縞海老

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ぐぬぬ、まだこんなモノを隠し持っていたか・・・。
言わずとしれた食の王国「北海道」。魚介は勿論、野菜、肉、蕎麦、ラーメンと何でも来いの無敵地帯だ。北海道をこよなく愛する僕は、ココだけで食べられる地物を隙あらば頂いてきた。
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ときしらずなんて有名どころは勿論、雄のムカワ産シシャモ、ソイ、とびっこ、生ツブ貝、生ホッキ、真ほっけ、厚岸の牡蠣、紫色の巨大アスパラ、ハスカップ、イズシ、礼文・利尻の雲丹、地域限定の焼きそば弁当や焼きっぺ、お菓子に至っては数えきれないほどある。が、まだ知らない美味があった。それも超得意分野の甲殻類で。その名は、北海縞海老(ほっかいしまえび)。生時は緑褐色の体が、塩茹ですると三本の白縞模様にルビー色の体躯が輝いた。その尋常じゃないテカリ感から、食べるのが勿体なくなるほど。
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道東だけで水揚げされる北海縞海老は、夏の間7月の1カ月間だけ食卓に並ぶ馳走。通常の海老よりも濃厚で、茹でる時の塩が海老の上質な甘みをより引き立たせる。
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道民たちは、「枝豆」、「ビール」、「縞海老」、「ビール」と豪快に体へ押し流していく。それが合うんだわ。生まれて初めて、ビールに飛び切り合う茹でた海老を食べた。
くやしい。。。北海道はでっかいどう。道内には知らない食がたくさん隠されている。
                ノムラテツヤ拝
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蜘蛛の巣

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自然はいつも自分にとって最適なものを見せてくれる。今日は朝から雨が降り続いているが、こんな時もしっかりと用意してくれている。
大切なのは、どうアプローチするのか? 雨は嫌だなと目の前の風景を見るのか、雨って綺麗だなって見るのか? 心の中ではきっと後者の方がご機嫌様。体にキレが出てくる。すると、同じものを見ていても、別のアプローチが出来、それがそのまま自分に最適なものになっていく。
蜘蛛の巣。森の中ではただの邪魔者も、雨が降ることで雫が付く。まるでクリスタルの惑星だ。いち早く色づいたナナカマドの葉っぱが、巣に引っかかっていれば、そのままアートになる。
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どんな季節でも、気候でも、天候でも、目の前のものは最適なもの。そう自然と約束し、覚悟さえ決めれば、必ず物事はいいふうに進んでいく。そして新たな学びが出来るよう、地球は創られているのだ。
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問題は外側ではなく、すべて内側にこそ在る。
              ノムラテツヤ拝
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