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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

さくらの滝

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神の子池の近くに、さくらの滝がある。名前の由来は、まさに今が旬のサクラマス。彼らがこの滝を力強く遡上するのだ。
去年訪れた南東アラスカでは、サーモンがブルックス滝を昇り、その上でヒグマが待ち構えていたが、ここではそんな心配は無用だ。
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ビョンビョン、ビョンビョン、鉄砲玉のように打ち上がる。命が躍動する季節、知床の夏は終わり、ヒグマが闊歩する秋がやって来る。
              ノムラテツヤ拝
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神の鳥

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知床で、休んでいる暇は無い。
一番星が輝き始めれば、僕はとっておきの夜の森へ出かける。辺りが深い闇に包まれると、彼らの声が聴こえてくる。
「ホーウ」、「ホーウ」。低い声が、森のしじまを破り、突然川べりに神の鳥が舞い降りた。シマフクロウ。アイヌ語でコタン・コロ・カムイ、村を守る神の意だ。
ジッと川面を見つめてから、俊敏に2mの翼を広げる。
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次の瞬間、足元で銀色のヤマメがピチピチと踊った。ここぞとばかりにシャッターを押すと、無音シャッターなのにも関わらず、シマフクロウはこちらをギロリと凝視した。奥深い黄色い瞳に吸い込まれそうになる。世界屈指の大きさを誇り、体長は70センチほど。大人がちょうどしゃがんだくらいの大きさだ。知床は日本一のシマフクロウの生息地。70羽ほどが生息し、一つの川に、一つのつがいが住んでいる。
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知床の森に、今夜も低音がこだまする。フクロウの神「シマフクロウ」は、2匹を呑み込むと、音なく闇の中へ消えた。
         ノムラテツヤ拝
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