中秋の名月2020-10-01 Thu 19:07
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大船遺跡2020-10-01 Thu 16:54
![]() 5400年前(縄文中期)に栄えた大船遺跡へ。 100棟を超える竪穴建物跡からなる住居と大規模な盛土遺構、そして南西には100基以上の墓や貯蔵穴などの土坑墓群が。 ![]() この大船川に沿った集落は1000年間ほど続き、その形状が北東北の他の縄文遺跡と非常に似通っている。発見された竪穴建物跡は、床が深く掘られたものが多く、クジラやオットセイの骨、栗などが出土。 ![]() 遺構からは多量の遺物が見つかり、まさに「捨て場」。古来より日本人が有したアニミズム的観念やアイヌ民族の「送り」に通じる思想が、もうこの時から存在していたとは。ポストコロナは、原点の縄文へ収斂されていくのかもしれない。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
カックウの物語2020-10-01 Thu 07:28
![]() 観音や仏像は雌雄同体。男性性と女性性を併せ持つ。 その根源が、もしかしたら土偶やハニワだったのではないか? 愛するカックウも、丸みを帯びた体系は女性的だが、男性的な髭や眉が存在する。細かく見ていくと、体に彫られた文様のモチーフは、〇と△だけで構成され、玉抱き三叉紋による乳房表現などは見どころだ。 ![]() この幾何学文様には、縄文時代の神話が隠されているという。カックウは、一体どんな物語を編まれてこの世に生まれたのだろう。 ![]() 遺跡や出土物は、ただ見るだけでは勿体ない。その時の人たちになりきり、想いを寄せ、全身で想像する。すると、不思議なことに、各自にもっとも必要な啓示が下りてくる。そう、それはまるで自分を映し出す鏡のような存在なのかもしれない。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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