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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

光を描く人

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現場で撮影していると、突然脳内に光が差し込む瞬間がある。
それはシナプスを通る電気的信号かもしれないし、大自然から受け取る言葉なのかもしれない。雨晴海岸で撮影していると、突然それらが鮮やかな像を結んだ。後は、それらを現実に具現化するのが、僕らの仕事。カメラはあれで、差し込む光をどうやって全体に回すか、ピントが全体に当たるよう絞り込んで。
フォトグラファー(Photographer)の語源は、Photo=光を、graph=描く、er=人だ。だからこそ僕らプロの写真家は、自然から頂く光を、目に見えようが、見えまいが、描くことに尽きる。
海面に青空と雲が反射するように調整し、次は透明度の高い海中から見上げる立山連峰と剣岳。苦心の末、それらを一枚にマリアージュさせた。
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カンカンカンカン、踏切音が鳴り、小さな赤い2両列車が剣岳に向かって走り去っていった。
           ノムラテツヤ拝
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雨晴海岸

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天気予報は完全に雨だった。
朝、真っ暗な一室で目覚め、カーテンを開けると、雲の隙間に山々が。
「立山じゃん」
慌てて用意をして、すぐにレンタカー屋さんへ。完全に油断していた。富山市内から高岡へ向かい、初めての雨晴海岸を目指した。ずっと、ずっと憧れていた風景があった。海を向こうに白い立山連峰の峰々が屹立し、まるで異世界のような光景。それが雨晴海岸からの眺めだった。
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全天のうちの90パーセントが厚い雲に覆われているが、残りの10パーセントで、立山と剣岳が見えるという僥倖に、手を合わせずにはいられない。そう、僕はこの風景が見たかった。正面に烏帽子型の女岩、その向こうに巨大な山塊が屏風のように立ちはだかる様を。
          ノムラテツヤ拝
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バースデーイブ

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パンパカパーン。
有難いことに明日の12月13日(日)で、野村哲也46歳の誕生日を迎えます。何だか大人の香りのする年齢に、ちょっとドキドキしています。
誕生日イブと誕生日は、周りのご縁ある人たちに感謝をする時間。愛する人たちのお蔭で、今日も生かさせてもらっています。
朝起きると、まあるく大きな虹が。まるで天と僕らを繋いでいるような光でした。有限の人生を慈しみ、地球をより深く圧倒的に、死ぬまで遊び切ります。2021年も皆と一緒に、過去最高の一年にして行くぞ~!
       ノムラテツヤ拝
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