コロナのうごき2021-01-08 Fri 20:01
![]() 皆様、もう一度だけ言いますね。 どれだけコロナ禍で社会が騒がしくなろうとも、自分の時間、自身の心は静かに、平らかに。2月のピークに向け、大阪と愛知が数日後に、やがて全国に非常事態宣言が広がっていくでしょう。 でも、心から信じる方がこう言われています。2月がピーク、3月に終息、4月から動き出せるが人々は委縮してしまい、社会が回り始めるのはゴールデンウィーク明け。僕はその間、日本の果てでコツコツと撮影に励みます。 ノムラテツヤ拝 ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
黄泉の鳥居2021-01-08 Fri 16:59
![]() 社の意味を想う。昔の人は、どのようにその場を決めたのか? 僕はずっと、氣が噴出する場、氣が降り注ぐ場を守るために、囲ったと考えていた。 でも、この1年、日本全国を撮影させてもらう中で、別の視点が見えてきた。人々は常世ではなく、別次元と繋がることで力を得ようとしていたのではないか? 「次元の扉」。ペルーのティティカカ湖畔には、あまりに分かりやすい壁があるが、日本にも黄泉平坂(よもつひらさか)を含め、様々な地に隠されている。 次元が歪む場所、それはつまり過去、現在、未来が混ざり合う約束の地。そこにこそ「社」を置いたのではないか? 山を右へ巻くように降りていくと、まるで黄泉の世界へ向かうような社が。鳥居をくぐると、全身に鳥肌が。次元が変わり始めた。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
サクヤヒメ2021-01-08 Fri 08:51
![]() 青島神社から車で10分ほど行くと、木花(きはな)という地名がある。さすがは神話の里、ここが木花咲耶姫(このはなさくやひめ)の伝説地だった。 白山や富士山の祀り神としてあまりに有名な咲耶姫だが、ここ木花で壮絶な出産をした。ニニギノミコトは、木花咲耶姫と結婚するが、ご懐妊について天神からあらぬ疑いをかけられた。姫はその疑いを晴らし、天神の御子であることを立証しようと、出産に当たって戸の無い産屋を建てさせ、粘土で塗り塞ぎ、火をかけて三御子を次々と産んだ。そのうちの二人こそが、後の神話のハイライトとなる海幸彦と山幸彦だ。 ![]() その現場が、木花神社の中にあるというので早速見に行くと、「無戸室」と書かれた看板の向こうに六角の石で覆われたお産場が。すべての命は映り、映し合う世界。駅伝のタスキのように一本に繋がり、今この瞬間に在る。それをこんなに分かりやすく見せてくれる無戸室に、僕は心底感動した。そこには氣で記憶が刻まれ、残り香のように漂っていたのだ。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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