体の声2021-01-19 Tue 17:05
![]() う~ん、難しいなぁ。連日、若者たちから質問が送られてくるが、どれも簡単には答えられないものばかり。でも今日はそのひとつに向き合ってみようかな? 「野村さんは、コロナ禍で最も気を付けていることは何ですか?」 「手洗い、うがい」。 これでは若者たちから愛想をつかされてしまうので、もうちょっと真剣に。 『「心の声」よりも「体の声」を聴くようにしている』、、、かな。 「僕の人生の目的は、100歳の誕生日まで地球を遊びきる」。だから目に見えない心も大切だけれど、目に見える体も同じくらい重要だ。 例えば、野球選手のイチローは何故40歳になるまで現役を続けてこられたのか? サッカーのカズはどうして50歳を超えてもなお活躍できるのか? その答えは、若い時から人よりも見ている世界が高かったから。2人の共通点は、体の声を誰よりも聴き、そのメンテナンスを重ねていたからに尽きる。 心がAと言った。体がBと言ったなら、僕はBを取る。体ファーストだ。前出の2人と比べるとあまりにお粗末な事例だけれど、僕は正月、ある人と一緒にシャンパンをガンガン呑んでいた。途中で何故かシャックリが出たが、それでも構わずワイン、日本酒と飲み進めた。 結果、翌日はもちろん気持ち悪い。あぁ、やってしまったと後悔したときはもう遅かった。心は常に快楽を求めるから呑みたい、でも飲み過ぎてその対応に追われるのは体。起きてからすぐにシャックリが続き、強引に止めてもまた出てくる。集中力が切れ、話していてもシャックリのため、苦しくなる。 参ったな・・・と、体に手を当てて聴いてみる。「今回のシャックリはお酒のせいですか?」 即答だった。「当たり前だろっ!」。 1月2日は酒を断ち、3日の夜、日本酒を一口だけ。呑んだ瞬間、またシャックリが・・・。お酒を解禁したのは6日だった。 体が悪いのではない。僕はいつも100歳の誕生日に「地球よ、楽しかったぜ、有難う!と叫んで死ぬ」と決めているので、体はそのために動いてくれる。100歳まで元気でいられるよう、心ではなく、体自身がそれらの気持ちに合わせてくれているのだ。その声を無視したり、守らなければ、徐々に体の声は聞こえなくなり、やがて心と体のバランスが崩れていく。 僕は健やかに、軽やかに、人生を楽しみたい。だからこそ、コロナ禍の今、心よりも体の声を聴くようにしている。そして毎夜、体を撫でながら、こう言う。 「今日も元気で、生かしてくれて、有難う」 ノムラテツヤ拝 ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
視座2021-01-19 Tue 08:12
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