聖域2021-02-19 Fri 16:44
![]() 昨日、僕は以下の文章を書いた。 日本は世界に冠たる霊国。巨石、巨木、磐座、神籬、神社仏閣に手を合わせ、想いを這わせてきた。コロナ禍の今だからこそ、日本に閉じ込められている今だからこそ、今まで見えていなかった場所を撮影している。一つ見つけると、またそこから別の場所が教えられ、双六ゲームのように北へ南へ。今日は、岩が真っ二つに割れ、その表面が天然の鏡になっている聖石の下へ。左右には小さな祠があり、火を炊いた跡が。縄文から続くアニミズムの世界観が、現在まで生き続ける国、それを霊国と言わずに何と呼ぼう。天を映す大鏡の前で、僕は石からの伝言に耳を傾けた。 今年一年をかけて、このような聖域を、日本47都道府県で1冊にまとめたい。ひとつの都道府県で、世界に誇れる聖域を、そこに住む人々の想いと写真を絡めて。一冊を貫くテーマはアニミズム。wikiで調べると、こう書かれている。 生物・無機物を問わない全ての物の中に霊魂、もしくは霊が宿っているという考え方。19世紀後半、イギリスの人類学者、E・B・タイラーが著書『原始文化』(1871年)の中で使用し定着させた。 日本語では「汎霊説」、「精霊信仰」「地霊信仰」などと訳される。アニミズムとは、ラテン語のアニマ(anima)に由来し、気息・霊魂・生命といった意味である。 そこで是非、皆さんの力を貸して下さい。自分の故郷や今住んでいる所での聖域はどんなところか? それを僕に紹介して欲しいのです。案内して頂けるなら更に嬉しいですが、時間が無ければ場所を教えて頂ければ出かけてみます。 どうして聖域なのか? そこにいるとなぜ気持ちが良いのか? 自分の大切な聖域には、そこが聖域になるための理由があると僕は思います。 1都道府県で1つに絞るのは困難ですが、すべての場所が映し、映し合うことで、昔から続く日本の叡智が呼応すれば、僕にとってこれほどやりがいのある仕事はありません。 題名は「47の聖域を行く」、または「霊国を行く」などになるのでしょうか? それは本が出来上がった時に、自然と浮かび上がってくるのだと信じます。 あなたの聖域を採用させてもらった暁には、出来上がった本を献本させて頂きます。もし大切な聖域がありましたら、日本全国どこでもウェルカムですので教えて頂けると幸いです。 送り先は、僕のメールアドレスへ。 fieldvill@gmail.com 皆様の聖域を、心よりお待ちしております。どうぞ宜しくお願い致します。 ノムラテツヤ拝 ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
かみのひかり2021-02-19 Fri 12:36
![]() 見られている、と強く感じる場所がある。 光が僕の先を照らし、必要とあらば石の上に降臨する。毛穴が開き、全身に鳥肌が立つ。20代後半に初めて経験したときは、ただ怖かったが今は違う。 ![]() その光が教えてくれる御声に、御姿に僕のいのちを合わせ、後は入ってくるものに身を委ねる。 太陽の光、月の光、自然界に無数に散らばる螺旋状の波動「ひかり」、それを人々は神と呼んだ。神は何も特別なものではなく、宇宙に存在するでも、天界に住むわけでもない。大いなる大自然という母体そのものを「神」と呼んできた。 ![]() 何に頭を下げ、手を合わせるか。その行為によって、導かれる場所が違ってくる。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
神石2021-02-19 Fri 09:02
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