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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

全豪オープン

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全豪オープン4回戦、ムグルーサ相手にギリギリでの逆転劇、勢いになり準決勝までは全てストレート勝ち。
昔から心技体と言われるが、やはり心が充実しているのだろう。
決勝の相手は、アメリカのブレイディ(24位)、今までの対戦成績は2-1だ。死に物狂いで攻めてくる相手に、どのように受けるのか、はたまた最初から攻め続けるのか?
「優勝者しか名前が残らない」、大坂の言葉に王者の風格が漂った。
さぁ、チーム大坂がメルボルンのロッドレーバーアリーナへ、いつも通りヘッドセットを付けて登場だ。
優勝者が刻まれた柱の道を抜け、2019年に刻まれた自分の名前にタッチしてからセンターコートへ1セット目はサービスゲームを取り、相手の自滅でブレーク。それにしても相手のフォアの回転量の多さ、まるでピンポンん玉のようにクイッと曲がってくる。取られたら、ブレイディもすぐにブレークバック。決勝だもの、そうこなくっちゃ。
1セットブレークずつの3-3。流れが行ったり来たりのシーソーゲーム。4-4、そして5-5になるかと思われたところで、大坂のラッキーショットが決まって6-4で1セット目を先取した。
よし、よし、流れがようやく大坂の方へ流れてきたか。
2セット目は要所でサービスエースを決めて全快。ブレークもして2-0、回転数の多い相手のフォアハンドにもばっちりと対応してきた。これが大坂の真骨頂、試合の中で修正する能力が極めて高いのだ。
相手のミスにも助けられて5-2に。豪打の大坂と、変化球のブレイディとの闘いは、まるで牛若丸対弁慶にも見えてくる。最後は力でゲームをもぎ取り、6-3で終了。なおみさん、4度目の優勝、おめでとう!!!
          ノムラテツヤ拝
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月の基点

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見てみて、夕闇の空に半月が浮いています。
カメラを構え、少しだけテクニックを使うと、陰陽太極図の出来上がり。
見えるものと見えないものが半分ずつ、陰陽極まる時間だ。月のバランスが良い時にこそ、自分のバランスを整えるとき。上下、前後、左右、体を動かしながら、気持ちの良い場所を見つけること。それが、次の半月までの大切な基点となる。
満月から満月ではなく、半月から次の半月までを1か月とすれば、違う人生の扉が開いていくのかもしれない。
さぁ、グランドスラム4勝を目指し、全豪オープンを応援するぞ~! なおみ、がんばれぇ~!!!
             ノムラテツヤ拝
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おくみや

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どんな場所も表があれば奥がある。
袋田の滝にも、四度瀧不動明王が祀られる小さな社があるが、岸壁にへばりつくようにその奥宮が見えた。まるで鳥取の投入堂のような佇まいに、僕は嬉しくなる。
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一昔前、クールジャパンという言葉が一世風靡したが、本当に古代日本はクールだったのだと思う。本宮、奥宮に手を合わせ、ご神体の袋田の滝にも、頭を下げた。
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神籬が依り代となり、光が降臨する。太陽(アマテラス)を神とする古神道(太陽信仰)が、ここにも存在した。帰り道、鬼の川原のように巨石がゴロゴロと押し流された跡が、これもまた神の御業だった。
           ノムラテツヤ拝
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日本三名瀑

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実をいうと、恥ずかしながら袋田の滝を訪れたことが無かった。
日本三名瀑は言わずとしれた、華厳の滝、那智の滝、袋田の滝だが、その最後だけ行く機会を逃していた。折角のコロナ禍。長さ120メートル、幅73メートルの巨大滝を目指した。
車を降りて山を登っていくと滝の入口があり、長いトンネルの果てに凍てついた白き氷瀑が。久慈川が四段になって流れ落ちる様は、さすがに勇壮。轟音が周りの岸壁に当たり、残響した。
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この滝の別名は「四度の滝」。昔、ここを訪れた西行が「この滝は四季に一度ずつ来てみなければ真の風趣は味わえない」と絶賛した。
なるほど、昔から語り継がれるものには理由がある。そして現場に立ってみないと分からないことが必ず在る。
           ノムラテツヤ拝
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