なりたい自分2021-02-22 Mon 17:02
 「昨日はどうしてブログを有料にしないかを教えて下さり有難うございました。もう一つだけ質問があるのですが宜しいですか？ 野村さんは私が読ませてもらった限り、自由自在に生きているように見えますが、それによって何か失ったものはありますか？ また若い時に何か注意していたことはありますか？ Ｋより」 うぐぐ、また22歳の若者からの難しい質問・・・、若い時には、そんなに注意して生きていませんよ、あっ、今もか・・・、でも、それだと納得はしてもらえませんね。質問の答えになるかどうかは分かりませんが、成りたい自分になるために積み重ねてきたことはあります。何かのきっかけとなればいいのですが。 「好きな時に、好きな場所に、好きなだけ」。これが幼少の頃からずっと思い描いてきた、僕の成りたい大人像だった。 野村家の家訓で10歳から一人旅に出させられ、18歳までには47都道府県全て足を踏み入れた。大学生になると、自然と視線は世界へ。「男はやっぱアメリカだろ！」と訳の分からぬ妄想と共に、アメリカをぐるりと一周。20歳の時にアラスカで写真の師となる星野道夫氏と出逢い、恋に落ちた。写真家の道を歩む！と決めても、どれだけアラスカにいたい！と願っても、やはり続かないのがお金の問題。家庭教師、競輪場の警備員、ラボの写真屋さんとバイトをしながらコツコツお金を貯めては、また旅ですっからかん。帰国してからは写真の現像代すら無かった。 どうすれば、好きな時に、好きな場所に、好きなだけ行ける人生になれるのか？それには、時間もお金も体力もバランス良く保持しなければならないのだ。時間と体力は自身の努力で管理するもの、ではお金はどうだろう？自分がいくらシャカリキに働いたところで、たかだか知れている。そんな時に、僕はパタゴニアの最南端でヤーガン族のおばあちゃんと出逢った。 「嫌いな人っていますか？」 「貯める人よ」 「何を？」 「何でも。食料を貯める人、愛情、勇気、お金、自分のためだけに貯める人を私は軽蔑する」 「なぜ？ お金って貯めなきゃ貯まらないでしょ？ 愛情だって、貯めなければ寂しくなるでしょ？」 「違う。血が体内を絶えず流れるように、すべてのものは止めちゃいけない。愛情もお金も受け取ったらどんどん外へ流す。絶えず流せば、より大きなものがまた別のところから流れこんでくる。地球が回るように、すべてのものは流転しているのよ」 この出逢いこそが、あの時の僕を間違いなく救ったのだと思う。お金は稼ぐものではなく、流れてくるもの。つまりお金を流してあげたいと思う人を目指せば良いのだと知った。それをシンプルに表すのなら、稼ぐことを目的にするのではなく、人の繋がりや信用を大切にする生き方にシフトすること。目の前に現れてくれた一期一会の相手を、出来る限り大切にする。人の噂話や悪口は決してしない。もし言いたいのなら直接本人に言う。周りが幸せになるために自分が何をすれば良いのかを常に自問自答する。僕たちはこの世を一人だけで生きていくことは出来ない。だったら周りにいてくれる人たちが、世界で一番幸せであって欲しい。 46歳になった今、それらの道は、僕の原点に繋がっていることに気付かされる。 「好きな時に、好きな場所に、好きなだけ」。 そして最近は、人生の先輩方から、「てっちゃんも40代になったんだから、自分の本当に好きなことを、より迫力を持って、スピードを上げて取り組みなさい」と言われている。 何もしなければ、何も生まれない。今と同じ場所にい続けるなんて器用なことも出来ない。だったら、どんどん風の時代に乗って僕は進んでいきたい。 南アフリカのワイナリーのオーナーになる。昔からの夢だった飛行機のパイロット免許を取る。今150カ国渡航しているから、残りの43カ国を訪れて世界193ケ国すべてに足を踏み入れる。そして大好きな場所で、世界中の仲間達と一緒に笑い合える空間と時間を創り上げていきたい。 人生とは不思議なもの。見方を変えるだけで、結果が180度変わっていく。その鍵となるのが、「周りの幸せを想うこと」、そして「自身のご機嫌を自分でとること」に尽きるような氣がする。 全豪オープンを優勝した、あなたと同世代の大坂さんも言われてましたよね？ 自分の勝ちにこだわるより、チームのために勝ちたいと。ここにもまた顕在意識と潜在意識の関係が読み取れるのかもしれません。 こんな感じで、少しは何かを感じてもらえたかしら？ 若い時は迷うもの、でも、僕らも日々迷ってるんですよ。安心してください、迷いや悩みが全く無い人なんて、この世には1人も存在しませんから。 ノムラテツヤ拝 ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ１日１回「人気ブログランキングへ」ボタン  のクリックをお願い致します！以下のライオンボタンの上でクリックしてみて下さい。吠えます！ |
阪根大学２第四回目2021-02-22 Mon 10:23
 いやぁ、素晴らしい。阪根大学２第四回目も、神回となった。 まずトップバッターは我らの御犬さま、小林さん。自分が交通事故という神様からのプレゼントを頂いたことで、輸血、Ｃ型肝炎発覚、言葉と想いで症状を抑える、目に見えない世界に入っていく道を語る。そして自身の家系図を追いながら永代供養について、先祖様への供養と恩返しについて話された。小林家だけではなく、それらに繋がるすべての先祖さんを供養する役目をもらえたことで、僕は今、先祖たちと逢っている。先祖の方々も少しは喜ばれているのではないかと結んだ。  2番目はヨガマスターの野口ひでさん。僕は昔からひでさんの語り口が好きだ。誰に対しても分け隔てなく、丁寧に相手によりそう声、そして答えはすべて内面に隠されていることを相手に気付かせることができる。自身の病気、人間ウォッチング、人格者とは？、そして栄養学、運動学、ヨガ道へ。それらはみな、ひでさんの体と心が平穏＝健康になる道でもあった。今度はそれらを周りへ還元する番として、ひでさんは火の呼吸や、肺の膨らみ方、無意識で起こっていることを意識化させることなどで人生が好転していくと説いた。  3番目は山元副学長。んもう、言葉にするのもおこがましい。ぽつぽつとした語り口で、なぜ地球は、私たちは大丈夫なのかを説かずして、皆に感じさせた。途中から副学長の後ろに後光が輝きだしたのを感じた方も多いだろう。まさに副学長という体が依り代となり、阪根大学そのものが神籬になった瞬間だった。  後半の討論は、今、いのちをかけて取り組んでいるもの、夢中になっているもの。 山田先生はトーラス循環について、泰然和尚は30年後の森を作り100歳で美女に囲まれて死ぬ話を面白おかしく、あんちゃんは軽やかに目の前の人に全力投球する美学を、ひでさんはグリーンドアを通して縁ある人たちを幸せに、かっちゃんは世間で騒がしているスピリチュアリティの鎮静化を、そして副学長は小松市長選の選挙活動に全力を注いでいる。そしてラストの阪根学長は、なんと「ダイエット」。臨月のようなお腹をさらし、体重を落とす宣言を高々とされた。大学内は一気に爆笑の渦。これも阪根大学の魅力のひとつ。涙を流しながら、皆で大笑いする。それでどれだけ体の細胞は活性化され、喜ぶことだろう。 「皆で智を共有し、全員で幸せの道を歩いていく」。今回もすべての話が1本に繋がった素晴らしい講座となった。この前の学長の話ではないけれど、「こんなに素晴らしいコラボってあるだろうか？ もっとその輪を広げていこうよ！」。ということで、まだ阪根大学2の募集はしております。もしご縁があれば、以下よりご連絡下さい。これまでの分はいつでも録画動画で見ることが出来ます。 阪根大学２公式ページ https://fieldvill.wixsite.com/sakane さぁ、次回の第五回目は3月7日の20時から。今から、もうワクワクしている。あんちゃん、泰然和尚、ひでこさん、宜しくお願いしまーす！ ノムラテツヤ拝  ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ１日１回「人気ブログランキングへ」ボタン のクリックをお願い致します！以下のライオンボタンの上でクリックしてみて下さい。吠えます！ |
東照大権現2021-02-22 Mon 08:57
 野村家は10歳から一人旅をさせられる。 初めて向かったのは飛騨古川、高山のすぐ横の町。2年目は木曽福島、3回目が日光だった。東照宮の煌びやかさに目を奪われ、大谷川をダイヤ川と呼ぶことに浪漫を感じた。  久しぶりに日光を訪れると、青空に男体山と日光山が浮かび、東照大権現の鳥居をくぐると、背筋がピンと伸びた。  まずは朱塗りの五重塔から始めようか。 ノムラテツヤ拝  ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ１日１回「人気ブログランキングへ」ボタン のクリックをお願い致します！以下のライオンボタンの上でクリックしてみて下さい。吠えます！ |
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