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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

左甚五郎

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伝説的な彫刻職人、左甚五郎。彼の作った作品は、国宝級ばかりだが、いかんせん不思議なことが多い。それは安土桃山時代から江戸時代にかけての300年間で、彼の彫刻作品が100以上もあるのだ。
一説には左甚五郎というのは、1人の人間ではなく名工の名として代々継がれてきたもの。その名は「飛騨の甚五郎」さんが転訛したと言う。ふふふ、愛する岐阜県あるあるだけれど、僕は気に入っている。
そんな左甚五郎が作った傑作のひとつが、日光東照宮の眠猫なのは疑いない。
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牡丹の花咲く下に日の光を浴びて子猫が安眠し、その裏面には雀が戯れる。その心は、強い者が弱い者を虐げることない共存共栄の平和世界を目指したという。江戸時代の粋が、現代に受け継がれる場所、それが日光という聖域なのだろう。
            ノムラテツヤ拝
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子猿の旅

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見ざる、言わざる、聞かざる。言わずとしれた、日光の三猿(さんざる)だが、その隣に子猿を抱く親猿がいるのをご存じでしょうか?
僕はまったく知りませんでした(笑)。でもその親猿の仕草、子猿の視線に、グッとこみ上げるものがありました。
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僕は3人兄弟で、4つ上に兄、2つ上に姉がいますが、父が岐阜ユースホステルのペアレント(主人)をしていたこともあり、金華山近くの山で育ちました。
世界で最も美しい場所は岐阜、と断言できるのは、父と母がたくさんの岐阜の美を見せ続けてくれたこと。そして兄や姉が山の中で遊んでくれたことに尽きます。
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父は僕にディスカバーご近所の大切さを説きながら、いつも遠くに視線を向けていました。その先は外国。日々、お客さんが世界中からやってくる環境だったので、僕も自然と異国に目が向いていったのかもしれません。
「お父さん、どこを見ているの?」。子供なら、必ず追うであろうその視線が、兄の海外一人旅で現実となりました。
「てつや、マッキンリー山はとんでもなく凄いぞ!」
写真上手な兄が撮影した北米最高峰に心を打たれ、僕はすぐにアラスカへ。そこで写真の師と出逢い、恋に落ちるわけですから、人生は土台とは、神の御業で用意されているなとしみじみ思います。
父が遠くを見て、兄がそれを現実世界へ引き寄せた。僕はその偉大な2人をただ見つめ、なんだか格好良いな、面白そうだなぁと後を追ったのでしょう。
この子猿は何処へ向かうのかな? きっと、楽しい未来を進んでいくんだろうな。だってすぐ先には、日光の国宝、陽明門が建っているのですから。陽明門から本殿を結ぶ線、これは真北を差し、天空には北極星が輝きます。きっと天照大神に導かれながら、子猿は旅を始めるのでしょう。
          ノムラテツヤ拝
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瑞々しい惑星

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おぉぉ~、空にはハロ現象に、環水平アークが。世界は七色の光で抱かれている。こんな瑞々しい惑星で生かして頂き、有難うございます。
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皆さま、おはようございます。
         ノムラテツヤ拝
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