フクロウのキッス2021-03-09 Tue 16:55
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オーイジジイ・ファイナル2021-03-09 Tue 07:08
![]() オーイ・ジジイ編は、今日でファイナルを迎える。 どうしてって? ちょっと早いけれど家で療養するため、午後に退院するのだ。「もし何かあれば、すぐに病院へ駆け付けること」を条件に。と言うわけで、あれからのオーイ・ジジイの総括をさせてもらおうかな。 ラスボスが出てきて、沈黙していたオーイ・ジジイ。でもそれも今朝まで。ラスボスが夜勤を終えて居なくなれば、またやりたい放題に戻るかと思われた。が、相手もさるもの。看護師チームは全体のフォーメーションを変えた。 今まではずっと女性の看護師をジジイ担当に付けていたが、今日はお相撲さんみたいなごっつい男性看護師が付いたのだ。 「オーイ・オーイ・オーイ・オーイ」 「なんですか?なんですか?なんですか?なんですか?」 おぉぉ、機敏に一回のオーイに対して、一回のなんですか返答。 「ご飯は?」 「あと2時間後です」 「点滴は?」 「この後すぐです」 「今日の散歩は?」 「午後に一緒に出かけましょう」 呼び続けることなく、すぐに来て、嫌な顔をせず機敏に対応することで、少しずつオーイ・ジジイの声も優しくなっていく。 そうだよな、僕らはつい迷惑をかけている人に鋭い目を向けてしまうが、ジジイも皆に迷惑をかけようと思ってやっているわけじゃない。ただ、どうしても疑問が沸いてくるし、寂しいから誰かの顔を傍で見ていたいのだ。 単純にジジイに巻き込まれる、異質なものをぶち当てて脳をフリーズさせる、何度も笑顔で寄り添いジジイの心をほぐしていく。オーイ・ジジイにとって、どれが良いなんて僕には分からない。でも、どのように接したいかは、皆、自分自身の心が知っている。 出逢いや別れ(=人生)とは、とどのつまり、接し方次第で、自分が拒否する方にも、求める方にも自在に変わってしまうのだ。 「自分の周りは、少し前の自分が作り上げている。そして今の自分の接し方が、少し先の自分の周りをかたどっていく。 ノムラテツヤ拝 ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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