GEO表紙2021-04-16 Fri 17:35
![]() よっしゃぁ、嬉しいニュースが飛び込んできた。 フランスの科学雑誌GEO(フランス版ナショジオ)の表紙に、ペルーのレインボーマウンテンの写真が採用されることが決まった。まだレインボーマウンテンが人々に知られてない頃、観光客の全くいない瞬間を撮っておいてよかった。 GEO編集者からの英語メールには、こう記されていた。 「世界中で撮られたレインボーマウンテンの写真で、この写真ほど気高く、柔らかな写真はありません。現場の雰囲気がそのまま伝わってくるのは、あなたの撮影方法に秘密があるのか、それともあなたの自然への接し方が関係しているのでしょう」 世界の美を見つめる編集者たちには、すべてを見透かされてしまう。特に秘密はありませんが、僕は自然と溶け合い、自身を消すことに集中しています。 「写真は僕が撮るものではなく、自然に撮らせてもらうもの」。 でも、そんな審美眼を持った一流編集者に選んでもらえたことは、とても励みになり勇気づけられます。今日も時間を無駄にせず、コツコツ(骨々)と積み重ねます。 ノムラテツヤ拝 ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
発酵専門2021-04-16 Fri 14:07
![]() 花巻へ来た理由。それはどうしても訪れなければならない宿があったから。 そこは、僕が日本で一番食べてみたい発酵食専門店。天才料理人が、待っていてくれた。 庭に雪がうっすら積もり、水仙も震える中、玄関を通ると蔵を改築した温かな空間が広がった。 ![]() 宿には、必要なものだけがセンス良く置かれ、シンプルイズベスト。 ![]() 「お食事は18時からで宜しいですか?」 「もちろん、心から楽しみにしています」 ![]() 「今日は骨折中にも関わらず、いらして頂き有難うございます」 「食いしん坊は、ツラいです(笑)」 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
絶景世界142021-04-16 Fri 08:35
![]() アルゼンチンのパンパ地帯に、世界最大のホタルの発生地がある。その距離、実に100キロ。多種のホタルが混合で発光するが、中でもヒメボタルの連射光がひと際目立ち、夜空に輝く星々とコラボレーションする。 蛍がピークを迎える時、僕は心の中でイメージを膨らませていた。今まで誰も考えつかない、見る者を吸いつけるような「写真」を撮れないだろうか? ぐるりと地平線まで見えるこの稀有な場、そして無風の日には天高く飛んでいく習性、それらを加味し、僕はようやくひとつの終着点に行き着いた。 特別な魚眼レンズを地面すれすれから狙う。四方八方、爆発的に蛍が飛び交うからこそ、天を流れ星のように輝くからこそ、カメラとレンズが進歩したからこその1枚。 「蛍の惑星」 アルゼンチンのパンパ地帯で3週間、蛍を見続けた末の、奇跡の一枚がようやく浮かび上がった。 ノムラテツヤ拝 ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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