サイエンス掲載2021-05-16 Sun 17:01
![]() ナショジオのトップフォトグラファーに認定されてから、海外との仕事がとても多くなっている。 「今度の本は、こんな企画を考えているが、それらに合う写真を出して欲しい」 こんな風に依頼が来るので、僕はコメントを書き添えて、写真をみつくろう。そして企画会議で、世界中から集められた写真を選定していく。ちょっと古いけれど、鳥山明さんの名作「ドラゴンボール」の天下一武道会のようなもの。声をかけられた写真家たちが渾身の作品を出し合い、残っていくのだ。 凄い写真は世界に数多くある。でも、本に載せられた時に力を持つのは、奥行きのある、物語性のある、感じる写真だ。この雑誌は誰もが知る、1880年米国に創刊された科学雑誌のサイエンス。今度の企画は世界中に散らばる巨木について。日本は言わずと知れた屋久杉の縄文杉だが、それを僕の写真で行くと連絡を受けた。 本当に有難いことです。これでサイエンスへの掲載は3枚目(表紙1枚、グラビア2枚)。競争ではなく、共生共栄。螺旋の命が映り込む写真を目指し、一歩一歩、邁進します。 ノムラテツヤ拝 ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
九頭竜神社2021-05-16 Sun 16:37
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あしかわさん2021-05-16 Sun 11:47
![]() 多大な影響を受けた人がいる。 銀座まるかん社長・斎藤ひとりさんの弟子だった芦川さんだ。 「てっちゃん、ひろちゃん、逢いたいよ~、遊ぼうよ~」といつも嬉しい言葉をかけてもらい、背中を通して、数々の智慧を学ばせてもらった。 僕はその時まで、お金というものは我武者羅に頑張ったら稼げると思い込んでいた。でも芦川さんを見て、それは違うのだと思い知らされた。 年収10億円以上。それらを20年ほど続けられていられるのは、どうしてだろう? それを間近で見られる幸福な時間だった。 芦川さんの経営哲学、所作、行動を通して、僕は少しずつ分かっていく。一次的なバブル金持ちではなく、長年お金持ちになるためには・・・。 それは逆から眺めてみれば良いのだ。神様がどんな人にお金を持たせたいか?そしてお金を使って何をさせたいのかを。 例えば僕の年収が100万円だったする。芦川さんは10億円だからざっと1000倍だ。その差こそが志の高さと、愛ある深き行動だった。芦川さんは周りが、日本が、地球が幸せになるために、どうすれば良いのかを日々考え続け、多くのお金を使って実行に移していた。 そう、お金持ちとは、神様からの信用のバトンなのだ。お前なら、これだけのお金を愛のあることに使えるから頼んだぞ!という。 10年前、芦川さんは突然病に倒れ、東京の順天堂病院に入院した。僕は何度かお見舞いに行かせてもらったことを、昨日のことのように覚えている。 「てっちゃん、やりたいことはなんだ?」 「ワイナリーのオーナーでしょ。ヘリで地球をくまなく空撮もしたい。そして周りの人が笑顔になり続けるような環境を作ること」 「分かった。てっちゃん、大切なことを言うからね。その想いはどんな人の前でも口に出して伝えること。人生は短いんだから、稼ぐことに気を取られて、やりたい本質を見失っちゃいけないよ。お金はただの手段でしかないんだ。やりたいことを魂の中心に据えて、真っすぐに生きるんだ。そうすれば僕みたいなヤツが必ず、てっちゃんを応援してくれるから」 僕はお金の仕組みを、この美しい地球のシステムを、芦川さんから学ばせてもらった。愛の人。それが僕らの芦川さんだった。芦川さん、逢いたいよ~、遊ぼうよ~! ノムラテツヤ拝 ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
絶景世界442021-05-16 Sun 07:48
![]() ニュージーランド北端に広がるカウリ(針葉樹)の森、そこに神と呼ばれる大木「タネ・マフタ(樹齢2350年)」が立っている。純白の格子模様の樹皮が天へ伸びる様は、威風堂々。根本に立つと、枝の葉をざわめかせて歓迎してくれた。 マオリの神話にこうある。 「昔、ずっと昔、天地はぴたりとくっつき世界は漆黒の闇に覆われていた。その隙間にわが身を置き、天を持ち上げたのがタネ・マフタ。それ以降、世の中に光が満ち溢れ、広大な空気と大気が覆い、生命の物語が始まった」 カウリの木は成長しながら自ら枝を落とし、成熟するにつれて高所に枝葉を付け、背丈の低い植物たちに太陽光を届かせる。 タネ・マフタから40分ほど歩くと、ヤーカス(幹回り12.3m 樹高43.9m)が現れた。走り寄って抱きしめると、固い樹皮の下に色白の木肌。吸い込まれていくような感覚と共に、頭に強いイメージが流れ込んできた。 「1000年を越える大木は、天界と地界を結ぶ御柱。愛を下ろし、愛を吸い上げる柱」 体の芯に、何か大きなものが突き抜けていった。 風が吹いてくればその声に耳を澄ませ、直接触れられるなら、心に空白を作り出せば良い。その隙間に必ず自然の声は響いてくる。鳥のさえずり、虫の音色、枝葉のざわめき、寄せては返す波の音。それらはすべて愛の音。いつだって僕らの側に満ち溢れている。 ノムラテツヤ拝 ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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