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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

2分の1荷重

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今日、主治医から1/3荷重(22kg)→1/2荷重(33kg)の許可が出た。
本来ならガッツポーズで喜ぶところだが、レントゲン写真を見ると、未だ1か所の骨折部が繋がっていない。仮骨は見えるけれど、腓骨が付いたお陰で負荷がかからず、骨芽細胞が活性しないのだ。
ちょっと落ち込むけれど、またひとつ学ばせてもらった。骨のために良いことを、骨のためにあそこに行こう、骨のために、、、この3カ月、僕の行動は骨に支配されていたように思う。でも、そろそろ、その想いをほどこうと思う。
もし、骨が繋がっていたら自分は何がしたいのか? どこに行きたいのか? 今日から33キロまで荷重をかけられるのだから、本来の僕の夢を少しずつ叶えていこう。
何かに固執すると逃げられ、手放すと入ってくる。それがこの世の摂理。だったら今日で骨中心の生活は終わり。ということで、野村哲也、本当にやりたいことを始めます!
ノムラテツヤ拝
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千葉のちから

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はっきり言って、感動した。
自分の目で見ても、地磁気逆転地層の差がはっきりと浮かびあがる。
地球のN極とS極がまったく別のところにあった時代の地層が、証拠として見られる僥倖。
千葉が世界に誇るもの、それは僕にとっては、ぶっちぎりチバニアンだった。
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説明や、言葉ではない。自身でそこに立って、観て、感じれば、地球がいかに面白いものなのかが分かる。
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逆転地層の川原には、エゾボラという巻貝の化石が。地球の歴史が、ここに封印されているのだ。
                ノムラテツヤ拝
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絶景世界61

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ティティカカ湖畔に、シャーマンたちの修行場「次元の扉」が立っている。次元の扉とは現世と黄泉を繋ぐ聖域。
初めてここを訪れた時には、大好きな母方のおばあちゃんが姿を見せ、その奥には後光の差した先祖がずらりと並んでいるのを見た。
一緒にいた阪根さんは「まさに黄泉比良坂(よもつひらさか)」と形容し、帰国後すぐに、僕は東出雲(島根県)へ向かった。日本の神話の舞台にもなる黄泉比良坂を歩いてみて、やはり次元が変わる場所、または何処か別世界と繋がる場所があるのかもしれないと思ったのだ。
今回で4度目となる次元の扉は、今は亡き阪根さんの親友「としさん」が現れメッセージをくれた。両脇に人が立ち、真ん中の人が、くぼんだ穴に額を付ける。泣き崩れる人、ぐるぐるの渦巻が浮かんだ人、マリア様を観た人、それぞれが今、自分にとって必要なものが与えられた。
もし、言われているように、あの世は肉体を脱ぎ捨て魂だけとなり、高次元になるのであれば、きっとその世界では想いが一瞬で叶うだろう。逢いたい人にはすぐに逢え、行きたい場所には瞬時に飛べる。そんな世界から見たら、なんとこの世は手間のかかる世界だろう。でも、だからこそ、その面倒だと思っている手間が、愛おしくなるはず。好きな人に逢いに行く、憧れの場所を訪れる、家族・友人たちと楽しい食事をする。用意から目的達成までの手間こそが、懐かしく、きっと愛すべきものになるのだ。
だったら僕は、現世の手間を有難くさせて頂きたいと思う。適当に生きても人生、一所懸命に生きても人生。僕はいつかこの世を離れる時、「後者で良かった」と言って命を結びたい。
          ノムラテツヤ拝
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