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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

虹のトンネル

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霧を編むように、二重の虹が現れる。
赤橙黄緑青藍紫(せきとうおうりょくせいらんし)。
子供の頃、親が虹の順番を教えてくれたっけ。
一台のトラックが、虹のトンネルを抜けていく。
まるで夢に描いたような、やわらかな時間だった。
ノムラテツヤ拝
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絶景世界65

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喜望峰から20分ほど北上すると、ビクトリア調の歴史あるサイモンズタウンが見えてくる。ここの目玉は、やはり白浜を駆けまわるケープペンギンたちだ。
アフリカで唯一生息するペンギンは、ロバのような鳴き声から別名ジャッカスペンギンと呼ばれていたが、南アメリカに住むフンボルトペンギンも同じように鳴くことから、最近はケープペンギンまたは、アフリカペンギンと呼ばれている。
1910年には1500万羽もいたケープペンギンは、20世紀に入ると沈没したタンカーから流れ出る石油や原油の海洋汚染などによって何十万羽も命を落とした。また繁殖地の破壊、エサとなる魚の乱獲などによって、現在は絶滅危惧種に指定されている。けれど、ここは地元の人たちも住む町。人間とペンギンの共存が、サイモンズタウンの最大の見所でもある。家の庭先に低い網が張ってあるのは、ペンギンに入られないため。糞の問題や、犬や猫が追い掛け回す事件も頻発し、人間とペンギンの同居もなかなか大変そうだ。
営巣地からは、猫背のペンギンが浜へ下りていく。ボルダーズビーチは、共同の海水浴場にもなっているので、運が良ければペンギンと一緒に泳げることもある。そのユーモラスな姿は、一生の思い出になるだろう。
              ノムラテツヤ拝
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