溶け込む家2021-06-23 Wed 16:47
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世界一のうどん2021-06-23 Wed 14:04
![]() 日本一、いや世界一硬いうどん屋さんが、山梨県の富士吉田市にある。 紺色の暖簾をくぐると、そこはまるで民家。おばあちゃんの家に来たかのような安心感がある。 注文はいつも一緒、冷やしうどんの大盛りだ。 皿に盛られた図太い麺。それらはドリルのようにねじれながらピンと立つ。一口食べたら、その衝撃の味を生涯忘れることはないだろう。 ほうとうのような太さなのに、食感はまるでゴム、またはグミのよう。噛まずに啜れば、ドリル麺が喉を心地よく洗ってくれる。 もぐもぐ、もぐもぐ。噛めば噛むほど上質な小麦粉の味が口内に広がり、うまみ成分がマックスになったときに体内へ落とす快感に酔いしれる。僕にとって、日本で、いや世界で一番美味しいうどんが富士吉田にある。 ノムラテツヤ拝 ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
絶景世界822021-06-23 Wed 08:04
![]() アラスカで初めてヒグマと出逢った時の感動は、今も忘れない。 早朝ナクネック湖に、黒い影が揺れた。息を殺して望遠レンズを向けると、その横にも小さな影が。実際は親子ぐまが、朝の狩りをしているのだけれど、僕には気持ち良さそうに温泉に入っているようにしか見えなかった。 幼稚園で講演させてもらった時のこと。ある子供のお母さんが僕に歩みより、こう呟いた。 「野村先生、子供たちの感性って本当に素晴らしいですね、私なんて日々感動しちゃって」 「ほんとうですね。今日も何が飛び出すか、楽しみにしていますね」 講演が始まり、この写真に切り替わった時、子供たちに質問した。 「ねぇ、ねぇ、これってどんな風景だと思う?」 皆、必死で手を挙げているが、後ろで座っている父兄席からも手が挙がった。珍しいなと思い、「そこのお母さん、どうぞ」と指すと、さきほど歩み寄って来たお母さん。 「えっ、私が一番最初で良いんですか?なんだか緊張しちゃうな。その写真って、三重県のアソコですよね?」 「えっ?」 「ほら、先生。あの場所ですよ」 「お母さん、ひょっとして「賀正」とかに出てくるアソコですか?」 「そうそう、伊勢・二見浦の夫婦岩」。 聞いた瞬間、大人たち、先生たちは、見事にズルッっと滑った。 「あぁぁぁ、確かにそうも見えますよね」 すぐさま、手を挙げる子供に目を向けると、 「親子の熊さん、きっと下でお手手繋いでいるんだね」 その言葉を聞いたお母さんは、顔を真っ赤にして俯いた。 子供の感性も素敵ですが、お母さん、あなたの感性も最高です! ノムラテツヤ拝 ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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