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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

満月温泉

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温泉に浸かりながら、ストロベリームーンを眺める。
プラチナ色の光が僕を照らし、全身の細胞に降り注ぐ。
さぁ、体の外からも内からも、ご機嫌の刺激を与え続けるのだ。
同じ過ぎゆく一日なら、どちらを選択しようか。ため息をついて下を向くか、笑って空を見上げるか、どうせ時間を積み重ねるなら、僕は後者を選びたい。
        ノムラテツヤ拝
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次元の扉

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山の中腹にひっそりと建つ山神社。
ここは祠の周りが次元の扉になっている不思議な場所。
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この世からあの世へ、あの世からこの世へ。その境が曖昧なのだ。
まわりを見渡すと、カラマツの新芽が芽吹き、淡い葉っぱが新緑に輝いた。
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そのあまりの美しさに、僕は不安になって辺りを見渡す。
ここは、この世か? それとも、あの世か?
            ノムラテツヤ拝
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絶景世界84

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ゾウが真っすぐこちらへ歩いてくる。
ザッザッと、玉砂利を蹴る音が重奏し、それに比例するように僕の胸も高鳴る。3,2,1m、まさに目の前を横切る瞬間、その深みのある茶色い瞳に吸い込まれた。
僕は以前に、この瞳を見たことがある。目を瞑って記憶を探ると、それは海の王者クジラだった。食物連鎖の最上位に立つと、その強さゆえか、優しさゆえか、瞳が慈悲深く見えてしまう。
ライアルワトソン著の「エレファントム」では、南アフリカのナイズナの森に生きるゾウが、南部に広がる海へ旅をする。そして大海原を見下ろす崖上から低く喉を鳴らすと、海が割れ、そこから漆黒の巨体が姿を見せた。マッコウクジラだった。クジラは飛沫を上げて、海の中でクリック音を響かせ、優雅に歌うと、その振動を感知し、ゾウも体を震わせて歌った。時間にして、わずか数分の出来事。そして本の最後は、「陸の王者」と、「海の王者」。彼らにだけ共有できる立場と愛の深さがあるかもしれない・・・。という名句で結ばれていた。
             ノムラテツヤ拝
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