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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

満天の星空と

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歩きながら、ずっとその場所を探していた。
サガリバナと星空が組み合わせられる場所。そして暦と星の関係からベストの時間帯を求めた。
漆黒の夜空になる少しまえ、ブルーモーメントと呼ばれる時間に、北斗七星が大きく地平線で輝いた。
秘密の森で、サガリバナと重なる位置を探し、最適なカメラとレンズを選ぶ。そして画角を出来るだけシンプルにする。
あとは、サガリバナの声に耳を傾けるだけ。一瞬で僕はサガリバナになり、サガリバナが僕になる。その垣根が溶け合った瞬間、シャッターは押された。夜中になると、天の川が立ち上がってくる。最初から決めていたベストのサガリバナとそれらを一つに重ねた。
               ノムラテツヤ拝
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南東北ツアー募集

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さてさて、足の調子も少しずつ上がっていることだし、8月の北東北縄文ツアー(青森、秋田、岩手)に続き、9月も予定通り催行しようかな。
南東北ツアー(山形、宮城、福島)は9月11日(土)~12日(日)にかけて。今考えている大まかな旅程は、こんな感じだ。
9月11日 お昼くらいに山形駅に集合 山形駅~山形県立博物館(縄文のビーナス見学)~立石寺(山寺とハチの巣状の鳥居の撮影)~蔵王周辺を撮影 愛すべき蔵王のホテルに宿泊
9月12日 早朝ホテルを発ち刈田岳駐車場~刈田岳山頂(徒歩5分)で蔵王の御釜と朝日の撮影~五色沼~磐梯吾妻スカイライン~福島駅(16時) 解散予定
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9月12日の夜は、阪根大学3の第8回目(20時から)になりますので、僕は横浜には戻らず、福島近郊の愛する温泉宿に宿泊しようと思います。希望者がいらっしゃれば皆で楽しみましょう。
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旅費は宿泊費や地上費を参加者で割りますが、8月のように星野リゾートに泊まるわけではありませんので、そこまで高くはなりません。現地集合、現地解散ですので、その前後に予定をつけて楽しむことも自在です。参加人数の定員は20名。今回も早い者勝ちで希望者を募ります。
もしこの日が空いている、南東北に興味がある方は、ぜひ手を挙げて下さい。人生で大切なことで、どこで一歩踏み出すか。それによって、必ず人生は佳き方向へ流れていきます。
                 ノムラテツヤ拝
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咲き始め

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夕日が沈み、蒼い闇が少しずつ辺りを覆う頃、サガリバナは蕾を開く。
螺旋状にねじりながら、右回転で解かれていく。その精緻さ、気高さに心打たれる。
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花が咲き切ったときよりも、僕はこんな風に蕾から這い出してくる姿が好き。まさにそこにこそ、サガリバナの息吹が感じられるから。
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サガリバナを観に出かけるなら、ぜひ咲き始めからご覧ください。きっと、この花のことをもっと、もっと好きになるはずですから。
          ノムラテツヤ拝
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絶景世界100

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ハワイ島の南東部にプオオ火山が聳えている。
2017年1月、プオオは突然火山活動を活発化させ、大量の溶岩を流し始めた。ラバ・ホース(溶岩の管)と呼ばれ、「こんな現象は生まれて初めてだ」と現地の火山学者が教えてくれた。
船に乗って海側から溶岩に迫る。まるで大昔、ポリネシアの人たちが渡ってきた時代にタイムスリップしたかのようだ。夜空には天の川、北斗七星、南十字星とオールスターのそろい踏み。波をかき分けて進むと、漆黒の闇にオレンジ色の閃光が見えてきた。
溶岩滝だ。
さらに近づくと焦げたような臭いが辺りに充満し、突然ファイダーが見えなくなった。レンズが蒸気によって曇ってしまったのだ。船上からその圧倒的な光景を見ていると、鮮烈なイメージが降りてきた。
「溶岩の通り道は火山の「産道」となり、海と交わることで新たな命が産み落とされていく。島とは子孫たちが母なる火山を守っている姿。そして島や大陸は、海という羊水に浮かぶ子であり、そこに生きる我々もまた、地球の子として生かさせて貰っているのだ」
「地球」は確実に生きている。その息吹を撮影テーマに、僕は日本中、世界中を今日も駆け巡る。 
            ノムラテツヤ拝
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