豊饒なとき2021-07-18 Sun 17:08
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ウミガメ2021-07-18 Sun 12:39
![]() サガリバナ隊の自己紹介時、一番やってみたいことを皆に話してもらった。 カヤックが楽しみだ、匂いが楽しみだ、触ってみたいなどサガリバナ一色の中、一人の女性が口を開いた。 「このツアーでは亀に逢えるんですよね?」 一瞬の沈黙があり、僕は冗談かマジか判断するため、彼女の目を見た。うぅぅ、マジだ・・・。 「折角西表島に来たので、ウミガメに逢いたいな」 「今回はサガリバナのツアーに時間をかけるため、海の中はちょっと厳しいかもしれません。でも出来る限り何とかしますね」 皆のやりたいことを全部やって帰ってもらう。これが僕が催行する旅のモチベーション。だからもちろん手を抜きませんよ。 旅の行程を考え、ウミガメと会えるのは石垣しか無いと判断。川平湾のグラスボートに乗り、船長にサンゴや貝よりも沖合いのウミガメがいそうな深い海へ向かってもらう。 ![]() 後は、目を凝らして亀を探すだけ。大きなくぼみに挟まるように、甲羅の影が、、、いたぁ。 でも、お昼寝中なのか、まったく動かない。こんな時は思いっきり心を込めて叫ぶ。 「お願い、泳いで~」 3秒後、亀はゆらりと体を浮かせ、僕らの方へゆっくり、ゆっくりと上がってきてくれた。皆から歓声が。亀目的の彼女は、食い入るようにその美しき姿を見つめていた。 ふふふ、良かった。やっぱり願っていれば、口に出してみれば、すべては動いていくのですね。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
絶景世界1072021-07-18 Sun 08:08
![]() ポコポコした山が連なる「セブンティ・アイランド」。 パラオに来たら、ココという写真を今まで数々の媒体で見てきたが、どうしたものか、掲載されている写真は常に同じ方向から撮られていた。疑問があれば、自分で体験して確かめる、そのためのセスナフライトでもあった。 撮影前に、パイロットに自分の撮影イメージを細かく伝え、高度もどれくらいが良いかの要望を出した。 セブンティ・アイランドへ向かうと、最初に見えてくる風景こそが、何度も見た風景。確かにパラオの海にバランス良く島々が映える。でも、折角だったら、この島とさらに近づき繋がりたい。彼らの目が見開いた写真を撮らせてほしい。 「上方の雲が取れてきたので、予定通り上がります」 パイロットの言葉と共に旋回開始。大きく翼を傾け、高度を稼いでいく。島々の中心となる「目」はどこだ?暴風の中、ひたすらそれらを感じる。 「あそこだ」 開けっ放しにされた窓から腕を伸ばし、身を乗り出してシャッターをきった。 ノムラテツヤ拝 ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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