絶景世界1152021-07-26 Mon 08:39
![]() 日が傾き始まると、ウユニ塩湖のショータイムが始まる。 夕日が映り込む陽と近づき、水平線で静かにキスをする。 雲が紅色に染まり始め、夕焼けが周りへ飛び火していく。 その壮大な時間に身を置くと、僕たちは古代から続く何かと繋がっていく。それを師である星野道夫はこう形容した。 「私たちは、ふたつの時間を持って生きている。カレンダーや時計の針に刻まれる慌ただしい日常と、もう一つは漠然とした生命の時間である。すべてのものに、平等に同じ時が流れていること、、、、その不思議さが、私たちにもう一つの時間を気付かせ、日々の暮らしにはるかな視点を与えてくれるような気がする」 そう、その時間の外に流れる地球が営む別時間を体感すると、日々にもう一つの視点が生まれる。まるで自分を上から俯瞰してみるような、一歩引いた落ち着いた視線が。 すると、ただ在るということが、こんなにも愛おしいことに氣付くはず。すべてが必然で、奇跡であることを。 ノムラテツヤ拝 ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |