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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

大湯環状列石

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秋田の大湯環状列石へ。
環状の列石とは、つまり石で囲まれた輪。そこに何があるかというと骨、つまり墓地だ。
縄文時代は、墓地を囲むようにして家が建てられ、人は死ぬと、その村の守り神となるとされた。
生と死の境がなく、きっと心をどちらからも飛ばしあっていたんだろうな。
残念ながら1年前は無かった列石には、白いロープがかけられていた。やっぱりな、と思いながらも、面白いところには出来るだけ早く行く事と自分に反芻した。
環状の中には、墓標のように岩を立てているが、これは墓標ではなく、依り代だ。ポリネシアでも、ペルーでも、モンゴロイドの歩んだ道には、この依り代を建てる文化があるのだ。
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世界を俯瞰的に見ると、今、見えている世界がまったく違ってくる。それが面白くて、面白くて。
2つの環状列石の中心点を繋げた先には、夏至の夕日方向と見事に重なるとか・・・・
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さぁ、縄文遺跡、コツコツと巡りますよ。
           ノムラテツヤ拝
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はしる

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いやん、泣いちゃう。
骨折してから初めて、駆け足で走ることができた。左足はちょっとぎこちない。どうしてだろう?と右足を見ると、走るとは足を持ち上げるのではなく、地面を強く蹴ることなのだと知った。
まだまだ全力では走れないけれど、歩いて、駆け足までできる。そのことが僕を幸せにする。毎日出来ることを増やして、少しずつ、一歩ずつ、駆け上がります。ほんとに、涙が出てきちゃった・・・
         ノムラテツヤ拝
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福井隊募集

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急遽、新たな旅を募集します。
前回の阪根大学で大いに盛り上がった福井の年縞博物館。そこへ帰国中の阪根学長と一緒に巡ろうという旅。
横には縄文博物館や遺跡もあるから、更に楽しめそうだ。ということで、福井隊を組みます。
10月30日(土) 米原駅(12:30集合)~福井・年縞博物館(14:00~15:30)~縄文博物館(15:30~17:00)~若狭湾美浜で宿泊(17:20)
10月31日(日) 午前中は阪根博様の講演会 ホテル発(11:00)~お昼は敦賀市内でランチ(11:30~12:30)~余呉湖(13:30~14:00)~琵琶湖湖畔を通って~米原駅(15:00) 米原駅で解散
飛び入りの特別ゲストも用意していますので、どうぞお楽しみ頂ければ幸いです。あっという間に定員が埋まると思いますので、もしご興味があれば、僕のアドレス(fieldvill@gmail.com)へ以下の情報を記して連絡下さい。
1、名前(漢字とローマ字)
2、郵便番号を含めた住所
3、電話番号
4、メールアドレス
では、募集を開始します。よーいどんっ!!!
              野村哲也拝
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絶景世界144

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絶景世界144はペルー北部のカラヒア遺跡。
ルーヤからカラヒア村までは、雨でぬかるんだ泥道を1時間ほどの行程。カラヒアの語源は、カララハという鳥がこの周辺に沢山いたから。カララハが転訛してカラヒア村、そこにあるからカラヒア遺跡となった。
カラヒア村で車を止めると、オレンジ色の看板にKarajia 1km(カラヒア 1キロ)と書かれていた。畑の脇道を降りてゆく。ジャガイモが紫色の花を付け、土手には赤い花や、オレンジ色のランが可憐に咲いていた。
急な坂を1キロほど降りると、茅葺屋根のカラヒア遺跡の入口へ到着した。
そこから山の斜面に這いつくばるように歩いてゆくと、巨大な岩壁が目の前に迫ってきた。
「あったぁ~、アレだ。アレ!」
岩壁の中腹に、僕が恋い焦がれていた6体の墳墓たちがすっと立っていた。
「カラヒアの空中墳墓」がついに姿を現したのだ。
大きいものも、小さいものも、顔が半分もげていたり、コミカルなペインティングをされていたり。実物を見た途端、僕はイノキと口走っていた。そう、顎をとがらせたイノキ人形なのだ。
イノキの視線は、天を向いていた。2体の頭上には、シャレコウベが乗っかっている。ガイドに聞くと、墓標を意味しているのだそう。
なぜこんな所に空中墳墓は作られたのだろう? 
答えは単純なのかもしれない。もしも僕たちと同じく死者は天へ向かうという思想を持っていれば・・・・。人間は体という乗り物を脱ぎ、魂だけになり、天へ昇る。
天と地を結ぶ役割を、天の魂と、地のイノキ人形で繋げているのではないか?
繋がりこそが、この村の人々を守る約束になっているのではないか?
方位を測ると、このカラヒア空中墳墓は、朝の光だけ当たるように設計されていた。
「初光吸引」
撮影していると、墳墓と自分の境が少しずつ縮まってゆくのが分かる。
あと少し、あと少し。上空はみるみる青くなり、一度は僕の下にも太陽の光が降りてきた。
「有難う。今日も最高の光景を見せてくれて」
そして頭を下げた途端、鮮烈な、細やかな気が僕を巻いた。身をそのエネルギーに、ただ任せる。そして顔をあげると、墳墓が黄金に輝いていた。
盗掘者たちに、ミイラや埋葬品を取られたけれど、墳墓は今も静謐なエネルギーで周辺を見守っていたのだ。体はその光に反応したのか、急に涙があふれ出てきた。
風景が滲んだまま、一枚シャッターをきった。
             ノムラテツヤ拝
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