トリプルレインボー2021-09-06 Mon 17:42
|
ひまわり2021-09-06 Mon 17:04
|
阪根大学3-72021-09-06 Mon 11:50
![]() 図太い一回だった。 昨夜、阪根大学3の第七回目講座が開催された。 小林さん、泰然和尚、舩井かっちゃんと精神のバトンを渡し、皆の魂を震わせた。 10代、20代でこんな話をもし聞いていたら、どんな人生が広がっていたのかな? 思わずそんなことを考えさせる夜だった。 まずトップバッターの小林さんは、前回に続いて般若心経について。通説となっている訳は抽象すぎて分かりにくい。でも山元副学長の訳された般若心経の分かりやすさ、深さを丁寧に説明した。 神の想いがすべてを作っている。だからこそ色即是空。大宇宙がすべてのものを作っているよと。 後半はその動画を交えて、更に真実へと掘り下げていく。 https://www.youtube.com/watch?v=b7fLMmIOQgo ![]() 2番手は泰然和尚。今日は自室ではなく、本堂から話を聞かせてくれた。まずは370年前に出来た本堂の歴史から始まり、20年前の話へ飛んだ。ブラジルで会社を経営していた泰然さんは、日本から来たお坊さんと仲良くなる。 お酒を呑んでいるときに、泰然さんは聴いた。「仏教において、お坊さんにとって、もっとも大切にしていることは何ですか?」 お坊さんは少し考えて、こう答えたという。 「すべての人を敬うことだ」 「それは無理です」と言い返すと、「そうだろ、だから修行なんだよ」と諭すように言われたという。 泰然和尚はやがてブラジルを引き上げ、実家の寺を継ぐことに。和尚になる勉強中にあのお坊さんの言葉を、経典の中に見つけた。 法華経、約7万文字ある経典の第七巻、『我深敬汝等(がじんきょにょとう)』。意味はもちろん、私はあなたがたを深く敬います。 この言葉を説き続けた人が過去にいた。のちに不軽菩薩(ふきょうぼさつ)と呼ばれる僧だ。市井の人に向かい、私はあなたがたを深く敬います。杖で叩かれようとも、石を投げつけられようとも、来る日も来る日も、人々に伝え続けた。お釈迦様が、実はあの不軽菩薩は、この私なんだよと言われたというオチを付けて。 そして法華経の熱心な信者だった宮沢賢治の話へ。僕が阪根大学3の始まったときに、「宝珠の網(インドラの網)」の話をして欲しいとお願いしたことを覚えていてくれたのだ。 賢治の雨ニモマケズの原文を読みながら、でくのぼう=不軽菩薩と説いた。 https://ja.wikisource.org/wiki/%E9%9B%A8%E3%83%8B%E3%83%A2%E3%83%9E%E3%82%B1%E3%82%BA 特定の神、特定の仏を絶対者として崇めるのではなく、すべての神がいても良い。大いなる力が伝播する。まさに宝珠の網の世界。皆が仏性を持っているのであれば、その仏の種こそが、一人一人の魂なのだ。すべては平等である。それが仏教の根幹にあると結んだ。 ![]() 三番手は舩井かっちゃん。 克明な夢日記をつけたことで有名な、お坊さんの明恵(みょうえ)の話から始め、彼こそは華厳経を再興しようとした人だと言い切る。白洲正子さんが愛したという明恵上人樹上坐禅像も披露してくれ、僕も見てみたい欲求にかられた。明恵上人の早熟な精神性のエピソードを伝え、上人から生涯教えを請うた北条泰時の話へ。 御成敗式目を作られた方、そう社会の授業で習った武士の法律だ。話は佳境へ入り、実は北条泰時こそが、日本で唯一革命を起こした人なのかもと提言する。 御成敗式目以前は、中国の律令制度をモデルとした法律が、以後明治からは西洋の法律をモデルとした法律が。御成敗式目だけが日本独自の法律だったのだ。 もうそろそろ日本独自で立ち上がるときなのかもしれない!と想いを放った。 後半はパラリンピックについて、人間の無限の可能性について語り合い、ラストは阪根学長が塙保己一という天才の話をしてくれた。相変わらずこの人は智の巨人だわ。少し体を揺らすだけで、こんなにも知識がこぼれ落ちてしまうんだから。 今回も最高に面白く、勉強になりました。阪根大学にはあまり無かった緊張感も生まれましたね(笑) まだまだ、阪根大学は入学出来ますから(https://fieldvill.wixsite.com/sakane3)、ご興味があれば僕の方へ連絡下さいね。来週は第八回目、どんな世界になるのか今からワクワクしている。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
絶景世界1572021-09-06 Mon 07:43
|
| ホーム |
|