としてるくん2021-10-14 Thu 15:56
![]() 20~30代の頃、とてもお世話になった大切な人がいる。 ご縁があって、久しぶりに出かけると、その家の匂いや風合いで一気にあの時代に引き戻される。 秋山木工の社長、秋山利輝さん、僕は20代の頃からとしてる君と呼ばせてもらっている。 https://www.akiyamamokkou.net/ としてるくんの秋山木工がガイアの夜明けにもデカデカと紹介され、一躍ときの人に。本を出せば、一冊で100万部のミリオンセラー作家に。 そんな圧巻のとしてるくんは、当たり前のことを当たり前に説く。「親孝行、それが出来れば人生は成功する」と。 今は亡き前妻の史さんには、よく可愛がってもらったな。生意気盛り絶頂の僕を、やさしく、温かく包み込んでくれた。 葬儀の日、振り返ると天空に不死鳥の形をした雲が現れた。僕は泣きながらその鳥にシャッターを向けた。まるで肉体は亡くなるけれど、魂は不死なのよと僕に伝えるかのように。 二人娘、後妻に、それぞれ二人の男の子。計6人の男子が伸び伸びと育っていた。ふふふ、そんな姿を見ると、泣きたくなるほど嬉しくなる。 人が誰かと出逢い、そしてその光を映し、映されながら、生きる世界。僕は間違いなく、この人から人生を教わった。 「としてるくん、全然変わらないですね」 「そりゃぁそうだ、人生、今が一番絶好調だからね」 ふふふ、そんなところも好きだなぁ~。今度、としてるくんが経営する赤坂のバーで、美味しいお酒を飲ませてくださいね。 ノムラテツヤ拝 ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
見附島2021-10-14 Thu 12:57
![]() 弘法大師が、唐の国で恵果阿闍梨の薫陶を受けたのは有名な話。その後、空海は三国伝来の伝承者と認められ、金胎両部の灌頂を受けて三杵を授けられた。 唐の僧侶たちは、その三杵を奪い返さんと日本に戻る空海を海岸まで追い詰めた。その時、空海は東を望みながら、「密教有縁の所に行きて、我を待つべし」と、三杵を大空高く投げた。 帰国した空海は、三杵を求め、海路佐渡より能登沖を通った時、波の音と共に法華経を聞いた。その声をたよりに着岸すると、山桜の樹に探し求めていた三杵のひとつ、五鈷杵が光り輝いていた。 ![]() 空海は深く喜び、ここに寺院を建立。三鈷杵は高野山の松の樹に、独鈷杵は佐渡の小比叡山の柳の樹にかかり、ようやく全てが揃った。 ここは、そんな空海の想いを継いだ場所。それ以来、この島が見附島(みつけじま)と呼ばれるようになった。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
絶景世界1952021-10-14 Thu 08:17
![]() マウイ島は、東西に大きな山が聳えている。 貿易風が当たると雨雲が湧き上がり、雨のカーテンが出来あがる。 天候の良い海側から太陽の斜光線が射し込むと、ドラマが起きる。 そう、ここハワイの別名は「虹の州」。 一重、二重、そしてかすかに三重の虹だって現れるのだ。 雨粒と砂塵舞う大草原の真ん中で、僕は虹と向き合った。 「綺麗、美しい、有難う」。 これが虹を呼ぶ魔法の言葉だと、パタゴニアの先住民から教えてもらったっけ。 ゆっくり呟くと、虹は強く、太く色づき始めた。 僕たちと大自然は当たり前だけれど、深く濃く常時繋がっている。 撮影がひと段落し、帰ろうとすると、また虹が濃くなって青空にアーチを架けた。 ザックからカメラを取り出して再び撮影。それが三度も(笑)。終いには夕日になるまで、虹は僕と遊んでくれた。 虹は体内に流れるエネルギーを中性に戻してくれる。そして、いつも僕の魂をワクワクさせる。 ノムラテツヤ拝 ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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